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学生のファッションビジネスへの取り組み

2015-07-31

西 剛広

 西ゼミナールの6人の学生が大手アパレル企業の(株)三陽商会とチェスターコートの共同開発ならびに、コートのマーケティング活動を行っています。三陽商会の指導の下、商品の企画・製造、販売、原価・在庫管理について学び、サンプルチェックや工場見学を通じて、ものづくりの価値や意味を体感しながら独自に市場調査を行い、若者向けチェスターコートの企画やデザイン提案、コートのプロモーション制作に従事しています。
 学生たちが考えた商品コンセプトは「大学生が着たい憧れのチェスター」です。「みんなとは同じではない」「自分らしさを出したい」という気持ちを実現させるよう、コートファッションの提案やプロモーション活動に学生の自由な発想で取り組んでいます。
 三陽商会は欧米の高級ブランドに比肩しうる優れた機能・高品質のものづくりに長年の定評があります。一方、大学生のような若い人達は価格の安いファストファッションブランドに慣れきってしまっているのが現状です。
 学生たちは現在、プロモーション制作に取り組んでいますが、生産現場のものづくりから生み出される品質の価値をプロモーションの中に活かそうとしています。「ものづくりの価値」を若い人達に把握してもらう、この難しい課題に学生たちは創造性豊かなアイディアで挑戦しているのです。
 日本企業は優れた技術で品質・機能の高いものづくりを実現してきました。如何に機能性に優れ質の高い製品・サービスを提供しても、顧客がその価値を認識してくれなくては意味がありません。学生たちは実践的な活動を通して、質の高いかつ、洗練されたものづくりのあり方を学びながら、顧客の求める価値を創造させるためのプロセスを研究しています。