ゼミ

2018.02.01

ゼミの“商”学部

~What’s Shio’s Style? ~

商学部 3年 山﨑勇帆


このサイトをご覧の受験生並びに保護者のみなさん、明治大学商学部ではゼミに力を入れているのはご存じでしょうか? また、高校生のみなさん、ゼミとは具体的にはどのようなものかイメージできますか? この記事では、①大学のゼミとは何なのか ②明治大学商学部のゼミ制度 ③ユニークなゼミの3項目を紹介していこうと思います。


① 大学のゼミとは何なのか


ゼミとはゼミナールの略称です。少人数で学ぶ授業形式で、担当の先生の指導の下で学生が自主的に研究したいテーマを決め、調査やプレゼン等を繰り返し行い、理解を深めるものです。学生が目的意識を持ち主体的に学ぶことで、論理的思考力や幅広い視野を身につけるのが、ゼミの主旨です。


② 明治大学商学部のゼミ制度


商学部では2年次からゼミの授業が始まります。商学専門演習・総合学際演習の2系統のゼミにそれぞれ1つずつ入ること(ダブルコア)が可能です。その前に、希望するゼミに入るための試験が1年次に行われ、その試験は通称ゼミ試と呼ばれています。ゼミ試では、面接や筆記試験などを課す選抜制をとるゼミがほとんどです。人気のゼミでは倍率が2~4倍になり混戦必至です。例年、11月中旬から12月中旬に渡って実施され、商学部の一大イベントになっています。


商学部のダブルコアについて、詳しくは下記URLにて

https://www.meiji.ac.jp/shogaku/tokushoku/doble.html

筆記試験を一生懸命解く1年生。
合格者が掲示板に貼られる瞬間。記念に写真を撮る人も。

③ユニークなゼミ


この記事で取り上げるのはグローバルビジネスコースの塩澤ゼミ(通称:塩ゼミ)です。塩ゼミは英語重視のグローバルなゼミで、積極的に留学に行く学生が多いのが特徴です。また、ゼミ試においては、塩ゼミの3年生が主体で運営をしているのがユニークな点です。例えば、SNSを駆使してゼミのPRをする・面接官として携わるなどして、多岐にわたり、活躍しています。なぜ、3年生に運営が一任されているかというと、「1年生を採用・選抜する側に立ち、これからの就活に役立てて欲しい」という塩澤先生の思いがあり、このような運営体制をとっています。3年生にとっては、就活前の貴重な経験になる事は間違い無いでしょう!
仲睦まじい塩ゼミの学生達。


80年を超える長い歴史と伝統を持つ商学部のゼミで学ぶことは、学生生活をより充実させ、社会に羽ばたくための大きなきっかけになるのではないでしょうか。

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