水野勝之ゼミナール2年生のCOREグループ(一本木蓮、原田凌弥、丸井颯、山本隼也)は、ロンドン大学の教員を中心に作成されたCORE-ECON(経済学の教科書)を「日本の大学の授業でも広める研究」を行ってきました。担当の水野教授らとともに、ユニット1、8,9,16の教員用ガイドブックを作りました。これから日本の教員がCORE-ECONを活用するための指針をまとめました。その中で、自分の割り当てられたユニットを勉強した学生たちは、各ユニットを勉強する前に初学者が見ておくとよい映画をとりあげ、その理由を記しました。
1)ロンドン大学UCLでの報告*
2019年3月20日、学生を代表して丸井颯さんが担当の水野教授とともにロンドン大学UCLのWendy Carlin教授を訪問しました。Wendy教授に、ガイドブック4冊を手渡すとともに、その説明を行いました。丸井さんも、自分の箇所だけでなく残りの3人の箇所についても代表して質問に答えました。Wendy教授は、大学の先生だけでなく、大学生の意見も聞けることが非常に有用であると感じられていたようでした。CORE-ECONEを日本で広めていくための今後の研究についても相談しました。Wendy教授との面会後、秘書の方がUCL内を案内してくださいました。歴史のある建物、最新の建物が混在している姿はイギリスの大学ならではの風景でした。
*昨年3月にも商学部生3名(水野教授担当外国専門書講読)が訪問しています。ロンドン大学でワークショップを開いていただき、成果を報告しました。
【学生の感想(丸井颯)】
今私達が学んでいるCOREという経済学の教材を作った、ロンドン大学のWendy教授に直接お会いして、自分たちの活動報告をしてきました。まさかロンドンに行って報告する機会があるとは思っていなかったので緊張しましたが、とても貴重な経験になりました。また、改善点等もご指摘頂き、このCOREについてより考えることになり、実のある報告ができて良かったです。