ゼミ

2019.02.15

商学部生が林野庁技術交流発表会で研究報告

水野勝之(担当教員)

 2月14日(木)水野勝之ゼミナールの2年生3名(鈴木弥来 新倉寿人 宮本優輝)が林野庁「平成30年度 北の国・森林づくり技術交流発表会」(会場:北海道大学学術交流会館)に参加しました。「木のない森林づくりによる経済ロジック~自然保護と観光効果~」というテーマで発表しました。
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/press/sidou/190108.html
 北海道の礼文島にしか咲いていないレブンアツモリソウについての研究報告です。レブンアツモリソウの自生数と礼文島の観光者数の相関、観光者数変化による経済効果の計測、及び観光者550名と島外者300名 に対する独自アンケート分析から導かれた「『木のない森 林づくり』と経済との共生」を発表しました(大会プログラムより)。
大人数の前での初めての発表ということもあり、3人とも相当緊張したようです。前日のプレゼンの猛特訓もあり、立派な報告ができました。林業関係の報告が連なる中、経済関係の研究ということで交流会に新しい息吹を吹き込んだようでした。

学生の感想
【鈴木弥来】 
 年間レブンアツモリソウを勉強していき、新たなる発見をたくさんすることができました。困難なこともあったけれど貴重な学会で発表でき、自分にとって忘れられない経験になりました。
【新倉寿人】 
 今回自分にとっては初めての研究発表だったので緊張しましたが、とても貴重な経験ができたと思います。春から発表の準備をしていたこともあり今までにない達成感を得ることができました。賞を取ることができなくて残念でしたが、この経験を次の機会に生かしたいと思います。
【宮本優輝】
 この度は学会発表という大変貴重な体験をさせていただきました。レブンアツモリソウという実際に見たことがなく、さらに耳にしたこともなかった植物について一年間研究を続け、実際に北海道に行き学会で発表をする。こんな経験をできるのは私たちだけだと思います。惜しくも賞を逃しましたが、就活の際に自信を持って今回の経験をアピールしたいと思っています。

MENU