2016.12.24
就活直前講演会の活動報告
- 1部のムビケーションの様子
商学部ゼミナール協議会は12/5(月)に、来年就職活動を迎える3年生を対象に就活直前講演会を開催しました。
講演会は全2部で構成されており、1部は株式会社マイナビの方を招いた面接対策講座を行いました。この講座はムービーを見ながら面接官の立場で、面接におけるマナー、話の内容、身だしなみについて正しい知識を身に付けていくという「ムビケーション形式」※(ドラマ仕立ての映像を見ることで現場を体感しながら理解していく、シミュレーション型の学習システム)で進んでいきました。面接官の立場で面接について考えることによって企業側が学生に求める企業分析、自己分析がより鮮明にわかる内容になっており、参加学生からのアンケートでは高評価をいただきました。ムービーを見て二人の学生の面接内容について比較する場面では、参加者が隣の席の人と意見を交換することで、参加者が一人で面接対策をすることでは得られない知識を提供する場となりました。
2部では株式会社リクルートキャリアの方と就職活動を終えた4年生の就職内定者を3人招いたパネルディスカッション形式の講演会を行いました。株式会社リクルートキャリアの方が司会となって、内定者に就職活動で、事前に準備しておかなければならないこと、企業の本音と建前、苦労した点などをざっくばらんに語ってもらいました。内定者の3人の就職先は銀行、食品、玩具メーカーであり、業界ごとの違いが参加者に明確に伝わるように構成しました。講演者の方、一人一人が就職活動を経る中で得た、実践的で生きた知識を75分間の中で惜しみなく語っていただきました。事前アンケートで募集したテーマを扱ったことで、質疑応答の時間では多くの学生から質問や意見を受けつけることができ、意識の高い空間を作りあげることができました。集客目標には達しませんでしたが、事前に参加学生の疑問点を把握することで、参加学生の満足度を最大限に高めることができました。
この企画によって得た成功点と反省点を次年度のゼミナール協議会役員に漏れなく伝え、より商学部生に良い機会、情報を提供する場を作っていくように活動していきたいと考えています。