２月26、27日に町田一兵ゼミナールの2年生12名が熊本学園大学商学部ホスピタリティ・マネジメント学科の伊津野範博教授のゼミ生と熊本学園大学西合志研修所にて合同ゼミを行いました。
　伊津野先生のゼミの皆さんから「防災における生活物資の供給」、「観光業界におけるバリアフリー」、「LCC拡大に伴うFSCの顧客対応」、「ボランティア継続計画」、「公共サービスにおけるホスピタリティ」、「ブライダル業界の日米比較」など多岐にわたるテーマ発表を行い、町田ゼミは昨年春秋航空日本株式会社を企業訪問した際に与えられた研究課題「国内のインバンド航空旅客の増加」や「LCCの知名度の向上」などをテーマに、二班に分かれてそれぞれ研究発表を行いました。

　初の外部との合同ゼミの開催で戸惑いもありましたが、なんとか時間厳守でひとまずこなし、相互にとって大変良い刺激となりました。
　その後、伊津野先生のお計らいで夕方に全員が施設でバーベキューパーティを行い、親睦を図りました。

　翌日、くまモン電車に乗り、伊津野先生とゼミ学生が熊本城に案内し、震災の爪痕がまだ残っている復興最中の熊本城の現状や被災状況を説明してくれました。震災による交通や物流に与えたダメージを目の当たりし、ゼミ生がライフラインである交通や物流の重要性を改めて認識しました。

　午後には、宮本武蔵ゆかりの地、霊巌洞・五百羅漢（雲巌禅寺）を訪れました。晩年の5年間を熊本で過ごした宮本武蔵が、この洞窟にこもって兵法書「五輪書」を著したことで大変有名な場所です。（https://kumamoto-guide.jp/spots/detail/109）静かな山小径と斜面に鎮座する五百羅漢をみて、ゼミ生一同が時空を超えたロマンとふれあうことができ、実りのある旅でした。