2019.06.12
Asian Studies on the Pacific Coast 2019 Conferenceで商学部生がビデオレターによる学会報告
水野勝之(担当教員)
水野勝之ゼミナール3年生(一本木蓮、原田凌弥、丸井颯、山本隼也)の4名がアメリカのSaint Mary's College of Californiaで開催された学会のポスターセッションで研究報告を行いました。
Katsushi Mizuno、Ren Ippongi, Ryoya Harada, Hayate Marui, Syunya Yamamoto,et al.,"The Relationship between Economy and Happiness in Japan" ASPAC (ASIAN STUDIES ON THE PACIFIC COAST)2019 Conference、Saint Mary's College of California, Moraga, CA,USA.
ASPAC 2019 Conference
水野教授との共同報告でした。経済的収入と幸福度の関係を日米比較、国内比較した内容でした。国内外とも年収が多いからといって幸福感が高くなっているわけではないことを示しました。独自のアンケート調査から、関西の学生のほうが関東の学生よりも幸せであることを実証しました。(この分析については、同ゼミ3年の中村賢軌さんも手伝いました。)
ただし、6月というと明治大学は授業期間の真っ最中です。数日間とはいえ海外に行くことはできません。そこで、5月27日(月)のゼミの授業中、学生たちは報告内容をビデオレターにおさめました。現地で水野教授、井草剛明治大学内地研究員が発表とともにビデオレターを流すという形をとりました。高い関心をもって聞いてくださっているのはハーバード大学のオリガ・ホメンコ先生(写真)です。
なお、学生たちはこの報告に先立ち、2019年3月31日子ども食堂の調査を行いました。日本では、6~7世帯に1世帯、特にはシングルマザーの家庭では2世帯に1世帯が相対的貧困だといわれています。日本各地で相対的貧困の子どもたちに食事を提供するために子ども食堂が開催されています。4名は子ども食堂の一つである「ジジババ子ども食堂」(群馬県安中市磯部)を訪れ、調査をさせていただきました。注事前に子ども食堂の様子を勉強させていただきました。
子ども食堂調査学生の感想:
子供食堂がどういったものなのか知れました。また、オーナーがどのような思いで子供食堂を営んでいるのかという胸の内も知ることができ、大変いい経験をさせてもらいました
。「利益目的ではなく人々の心の憩いの場所になれたら」と調理師の方も話してくれ、温かい気持ちになったと同時に僕も刺激をうけました。(原田凌弥)