ゼミ

2026.02.09

町田ゼミによる竹内運輸工業株式会社の成果報告及び見学の実施について

町田一兵(担当教員)

町田ゼミ10期・12期・13期は、202622日に竹内運輸工業株式会社様の横浜町田物流センターを訪問し、10期生2名による課題報告ならびに施設見学を実施しました。12期にとっては3度目の企業見学、13期にとっては初めてのゼミ活動となりました。本活動について以下の通りご報告いたします。

竹内運輸工業株式会社は、創業から80年以上にわたり地域社会を支えてきた運輸企業であり、運輸業にとどまらず幅広い事業を展開することで事業の多角化を強みとしています。今回は、同社が運営する物流拠点の一つである横浜町田物流センターを訪問しました。

はじめに、10期生四年の北優希さんと勝又滉太さんによる報告が行われました。これは昨年の見学時に企業側から提示された課題を卒業論文のテーマとして研究し、卒論の完成に合わせて結果を報告するものです。

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北優希さんと勝又滉太さん発表の様子

物流業界では、いわゆる「2024年問題」などを背景に、長期的な人材確保が大きな課題となっています。そこで両名は、竹内運輸工業株式会社の現状に合わせて異なる視点から人材確保に関する課題を調査し、その成果を発表しました。

北さんの報告では「人材確保の課題とその解決策」をテーマに、従業員へのアンケート結果を基にした具体的な改善策が示されました。勝又さんの報告では「障害者雇用による長期的な労働力の確保」をテーマに、障害の程度に応じた業務配分や、障害者雇用を進める際の方法・留意点について提案がありました。

私たち12期生は、20258月に株式会社ロジスティクス・ネットワーク様にてプレゼン発表を行いましたが、初めての経験で緊張し満足のいく発表ができなかったことを覚えています。しかし今回の先輩方の発表は非常に洗練されており、緊張の中でも堂々と自分の考えを述べている姿に、2年後には私たちもこのような発表ができるようになりたいと強く感じました。

10期生の発表後、施設見学に先立って横浜町田物流センターの概要説明が行われました。同センターは、在庫保管型センター(DC型)と在庫通過型センター(TC型)の両方を備えた物流センターであり、DC型倉庫では食料品や飲料、TC型倉庫では医薬品が主に取り扱われています。

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竹内運輸工業株式会社竹内顯嗣取締役による説明

施設見学では、まずDC型倉庫を見学し、倉庫内の温度管理や保管方法、配送までの流れについて説明を受けました。続いてTC型倉庫では、入荷された商品がベルトコンベアによって直接仕分け工程へ流れていく様子を、実際の作業現場で見学しました。特に印象的だったのは、TC型倉庫では作業のリズム感を保つため大音量の音楽が流れる中で、従業員の方々が流れるように仕分けを行っていた点です。

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物流センター見学の様子

どちらの倉庫においても、データ処理による効率化が進む一方で、人と人とのつながりを大切にした職場づくりが行われていることが伺えました。また、外国人労働者の方も多く働いており、物流業界に対するこれまでのイメージとは異なる環境であると感じました。

今回の先輩方による課題報告および施設見学を通して、12期生は物流業界に関する理解を一層深め、今後の3年次のゼミ活動に活かしていきたいと考えています。また、13期生にとっては物流業界を実際に肌で感じる貴重な機会となり、2年次から始まる本格的なゼミ活動に向けた良い経験になりました。

最後に、昨年の見学に続き、本活動に際し、このような貴重な機会をご提供くださった竹内運輸工業株式会社の竹内顯嗣取締役、八巻臣行所長をはじめ、多くの方々に厚く御礼申し上げます。

 

(文責 町田ゼミ12期広報担当 中川晴之朗)

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