留学

2017.12.19

シンガポール国立大学学生と共同プログラムを実施

菊池一夫(担当教員)

 ファッション・ビジネス研究に関する日本・シンガポール共同プログラムが12月11日から同月18日まで実施された。本プログラムではJASSOの支援を受けて、商学部の菊池一夫教授とシンガポール国立大学のヘンドリック・マイヤーオーレ准教授の協力体制のもとでシンガポール国立大学の学生を受け入れ、明治大学商学部の学生とともに日本のファッション・ビジネスやファッションに関する消費文化を学ぶプロジェクトである。

 この目的を達成させ、異文化交流を促進させるために、2つのインタラクションの仕組みが構築された。1つは、訪問先の企業の多くから事前に課題を提示された。参加学生は事前に企業の調査を行った。そして企業に対して課題の解決案を報告し、相互に意見交換を行うことである。もう1つは、両大学の学生間で複数のグループを形成し、グループごとに店舗見学やフィールドワークなどを通じて課題解決のためのチームビルディングを行うことである。

 両大学の学生同士は日本語や英語を使って協力し合いながら企業からの課題に解決案を短い時間の間で作成し、経営幹部の前で報告を行った。 今回の調査においては株式会社大創産業、グンゼ株式会社、株式会社ファーストリテイリング、ヤマトホールディングス株式会社および株式会社良品計画などから多大な協力をいただいた。

松屋銀座に対する企業提案
株式会社チュチュアンナに対する企業提案
MENU