【コンサルティングの現場を体験してみる】

　特別テーマ実践科目である「コンサルティング実践」では、春学期の期間さまざまな企業の方に協力をお願いし、3社のコンサルティングを実施しました。

それぞれ数週間の取り組みを実施しましたが、最終の企業として取り組んだベンチャー企業では『観光ルートマップ作成機能スマホアプリを用いた魅力的なルート・機能を新たに提案する』『アプリをより多くインストールしてもらうためのプロモーションを提案する』という課題に対して受講生が4チームに分かれて、それぞれプレゼンテーションしました

それぞれのチームは、
Ⅰ：幅広い旅行者のニーズを満たすため「観光ルートの検索」と「旅行ルート全体の作成」とを分離する

Ⅱ：周辺観光地検索機能の拡充により「急な荒天等の旅行当日のトラブル対応機能」

Ⅲ：「最終目的地から逆算され旅の隙間時間を埋める自動ルート設定機能」

Ⅳ：「アプリが取りこぼしている潜在マーケットは"同行者ありきの旅行計画"である」との課題意識に基づき、「目的地自体の提案機能と旅行写真の管理機能」

とコンサルティングのプロセスに則って課題を抽出し、提案を行ってくれました。

また、その提案プレゼンテーションについてもこれまでの受講生が社会人としての見地からアドバイスをしてくれる環境から多くのことを学んでくれたと考えます。

秋学期はその春学期に実践で学んだコンサルティングスキルを活用し集大成として数か月のプロジェクトとして企業からのテーマに取り組むこととなります。

今から受講生の柔軟な提案が楽しみです。