授業
2019.07.02
クリッカーによる双方向アクティブ・ラーニングの実践
小原 英隆(担当教員)
明治大学和泉キャンパスには、アクティブ・ラーニング用のツールとして、新しいクリッカーが導入され、学生保有のスマートフォンを使って、受講学生に、教員がパワーポイントで、クイズ、アンケート、あるいは小テスト問題を出すと、リアルタイムで、学生の答えが集計され、答えの分布や正答率がわかるというものです。
クリッカーにより、講義形式の授業においても、学生との双方性が生じ、学生の関心度を高める効果があります。また、教員の側からも、学生の関心や理解度を知り、授業をすぐにより良い方向へと工夫できます。金融に関して、「外国為替市場で世界一取引高が多い都市は、ニューヨークでも東京でもなく、ロンドンである」など、教員が事前に工夫して、意外な事実を織り交ぜたアンケートクイズを出すことによって、非常に盛り上がりました。レスポンスペーパーも使っており、それに加えて、クリッカーなどを用いた双方向のアクティブ・ラーニングな授業の形態を、今後も継続して行う予定です