研究

2023.11.04

日本マーケティング学会カンファレンス2023でのポスター研究発表

加藤拓巳(科目担当教員)

20231029日の日本マーケティング学会カンファレンス2023にて、加藤拓巳ゼミの相原陸人さんが研究を発表した。

 相原陸人 (商学部3年生)

タイトル:新技術導入に関する調査における対象者の選定−イノベーター理論を用いた配膳ロボットの事例での選定者の策定−

形態:ポスター

概要:革新的技術を商品・サービスに導入するか否かを判断する際,市場調査を実施すると,消費者はその便益の想像が困難なため,適切な回答が得られない懸念がある。したがって,新技術に関する調査を担う実務家は対象者選定を慎重にすべきであるが,新技術に関する調査品質向上を目的とする対象者選定に関する既存文献は乏しい。そこで本研究は,レストランにおける配膳ロボットを対象とし,「早期採用者(イノベーター〜アーリーマジョリティ)は,人の配膳よりもロボットの配膳に魅力を感じる」という仮説を立案した。オンライン調査でランダム化比較試験を行った結果,仮説は支持された。本研究の結果は,新技術導入の意思決定の際,調査対象者を適切に選定しなければ判断を誤るリスクを警鐘している。

リンク:https://www.j-mac.or.jp/poster/dtl.php?ps_id=402

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