2021.11.11
町田一兵ゼミ センコー株式会社浦和PDセンター訪問及び課題発表の実施
町田一兵(担当教員)
町田一兵ゼミ(3年)は2021年10月25日にセンコー株式会社浦和PDセンター(さいたま市緑区)を訪問し、課題発表を行いました。
―課題発表―
約1年前に、センコー株式会社から「物流センターが抱える問題を把握し、その改善策を考えよ」という課題を頂戴しました。コロナが長引いたことで時間がかかったものの、ゼミ内で下記のテーマごとにグループを立ち上げ、様々な視点から考察を行い、提案の準備に取り組んできました。
- PDセンター作業のイメージアップ策の提案 ・学生アルバイトを獲得するための企画提案
- 地域との連携によりセンターに付加価値をつける提案
- PDセンターにおける潜在的な労働力の提案
緊張感ある雰囲気の中での発表でしたが、皆堂々とした態度で臨むことが出来ていました。総評では児玉センター長から「学生らしい提案で建設的なポイントも多かった。」というお言葉を頂戴しました。また、大阪から駆けつけてくださった前センター長である碇山部長からも好評をいただきました。
写真1 課題発表の様子
―浦和PDセンター見学―
課題発表後には、実際に浦和PDセンター内を案内してくださいました。
写真2 センター見学の様子その1
浦和PDセンターはある大手小売企業の物流ハブ拠点となっており、日々膨大な商品アイテムを保管・入出荷しています。
写真3 センター見学の様子その2
また、一部自動化も進んでおり、ソーターが導入されている場所では凄まじいスピードで仕分けが行われていました。
ゼミ生の声
―PDセンターの見学を通して、漠然と抱いていた物流センターの作業に対する3K(きつい、汚い、危険)のイメージが払拭されました。
―保管・仕分け・荷役等さまざまな作業が行われ、効率化が求められる理由が分かった。
写真4 座談会の様子
センコー株式会社に勤務している町田ゼミの先輩も駆けつけて下さいました! 見学後には座談会を開催していただき、若い社員の方々から、会社を選んだ理由や現在の働き方、失敗談など、素直な話を伺うことが出来ました。
3年ゼミ生にとって、企業見学や社員の方々を前にして行う発表は今回が初めての経験となりました。オンラインでのゼミ活動が続いていたため、こうした実践的な活動を行うことができてとても喜ばしく思います。
また、今回の訪問を通して、座学では知り得ない物流の魅力や可能性を感じることができました。コロナ禍にも関わらず、見学の件で折衝してくださったセンコー株式会社人事部の加藤様、西山様、また、快く受け入れて下さった児玉センター長、井上様、阪本様、平野様、碇山部長に厚く御礼申し上げます。
(文責 副ゼミ長 恒吉 宏軌)