ゼミ

2020.02.07

藤田ゼミ3年「地図アプリ利用調査」がYahoo!ニュースのトップに掲載

3年 佐藤幸花(藤田ゼミ)

 藤田結子ゼミでは若者の文化や生活についてエスノグラフィー調査を実施しています。3年生4人(佐藤幸花、鈴木沙依良、蓮見千寛、若林拳心)の研究に関する毎日新聞の記事がYahoo!ニュースのトップに掲載され、大きな反響を呼びました。記事では、若者たちが、スマホの位置情報共有アプリ"Zenly"で友人と位置情報をリアルタイムで共有している実態について紹介しています。

*Zenlyとは、アプリで相互承認した友人の現在地をリアルタイムで見ることが出来るアプリで、10代を中心とした若者の間で大流行している。

 調査の結果、位置情報という高度な個人情報を共有することによって「お互いに監視されている」感覚や「怖い」という感覚があるものの、ランチ、授業の代返や乗り過ごし防止など様々な目的を持って頻繁にアプリを利用していることが明らかになりました。

 また、Zenlyを通じて若者の“つながりたい欲求”や人間関係にどのような変化が見られるのか、今後も引き続き研究を行っていく予定です。

 2020年6月に長崎県立大学で開催されるカルチュラル・スタディーズ学会大会で上記4人が研究発表をする予定です。

<研究を実施する学生のコメント>

「インタビューに協力してもらった大学生や高校生と、アドバイスをくださった先生や企業の方とでは、位置情報をシェアするという行為に対する捉え方が違っていて、ここには学生と社会人の意識の差だけではなく、SNSに若い頃から慣れ親しんでいるかどうかの、世代間の違いも大きいのでは、と感じた。自分自身ますますこの現象に興味が湧いてきたので、より一層面白い知見が発見できるよう今後も研究に邁進していきたいと思います」

出典:https://www.yahoo.co.jp/ 2020年1月19日 「位置情報見せあう 若者の流行」がトップに掲載
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