2026.02.02
所康弘ゼミが環境省(霞が関)にて研究成果を発表
所康弘(担当教員)
2026年1月30日、所ゼミの2グループ(教員を含め16名)が環境省を訪問し、2025年度の研究成果を発表しました。行政の最前線に立つ立場から貴重なフィードバックを頂くとともに、活発な意見交換を行いました。
■ 発表内容の概要
1. 国際フードビジネス班:フードテックによる代替食品の可能性
環境負荷の低減と食糧問題の解決を目指し、フードテックを活用したヴィーガン食や植物性代替肉(プラントベースミート)の普及可能性とその課題について報告しました。
2. サステナブルファッション班:アパレル業界の環境負荷と情報格差の是正
衣服の大量生産・廃棄がもたらす環境負荷や労働問題に着目し、また、エシカル消費を「堅苦しいもの」から「楽しむもの」へと転換する必要性を指摘しました。
■ 環境省・清家裕氏との意見交換
発表後、清家氏からは行政の視点に基づいた多角的なアドバイスを頂きました。特に印象的だったのは、「社会や世論に訴えるためには、『環境×〇〇』という掛け合わせで、人々が楽しくコミットできるような仕掛けが必要なのではないか」というコメントでした。「環境保護」という正論だけではなく、例えば「食のおいしさ」や「ファッションの楽しさ」といった他の価値と掛け合わせることで、自然と環境活動に参加してしまうような社会デザインの重要性をご教示頂きました。
■ 今後の展望
今回のフィードバックを受け、学生たちは「行政の立場から、社会を動かすための具体的な戦略を伺うことができ、研究の解像度が上がった」と感想を述べていました。次年度はより具体的な普及経路や、社会への働きかけの手法について研究を深めていく予定です。
所ゼミでは、今後もフィールドワークや外部機関(外国大使館、省庁、自治体、企業など)との交流を積極的に行い、理論と実践を常に行き来しながら、持続可能な未来への貢献を目指します。



