ゼミ

2019.07.02

商学部生が経済教育学会研修会でゼミの活動計画の説明

水野 勝之(担当教員)

 6月22日(土)、経済教育学会第5回地域研修会が神奈川県横浜市橘学苑中学校・高等学校で開催されました。近隣の高校の先生方や塾の先生方が多数出席されました。その研修会において商学部2年生(佐藤菜々子(水野勝之ゼミ)、辻貴子(同ゼミ)、松本彩伽(他の先生のゼミ))がゼミ合宿の活動計画を報告するとともに、アンケート調査を行いました。

佐藤さん、辻さんのグループはニュージーランド経済の研究をしています。夏休みにニュージーランドのクライストチャーチでゼミ合宿を行います。合宿時そこに留学している橘学苑国際コースの高校生といっしょにニュージーランドの経済の調査を行うことを佐藤さんと辻さんは説明しました。松本さんはかつてニュージーランドへの留学体験があるそうで、ニュージーランドの生活や教育について話をしてくれました。

同時に、日本に住んでいる人たちがニュージーランド経済についてどれだけ知っているかを事前調査するため、学生たちは参加者にそれに関するアンケートを配り、答えていただきました。今後集計し、ニュージーランド経済研究の参考にさせていただきたいと思っています。

当日、水野勝之ゼミOBの土居拓務氏(明治大学商学研究所特任研究員)が駆けつけ、学生たちをサポートしてくれました。

参加学生の感想

【佐藤菜々子】

今回、私たちは明治大学商学部水野勝之ゼミの一員として橘学苑高校に赴き、経済教育学会地域研修会に参加させて頂きました。今まで私は、学生の視点から"学ぶ"ということを考えていましたが、今回は高校の先生の視点から考えるという貴重な体験をさせて頂きました。大学の授業では、アクティブラーニングのように自分で考え、周りと共有し、問題解決に繋げていくという実践型の授業を選択できる機会が多く、そこで得られるものは確実に自分の力になります。ぜひ高校生の皆さんには、先生方が工夫してアクティブラーニングを取り入れている授業に積極的に取り組んでほしいと思います。

【辻貴子】

ゼミ合宿で調査する対象となるアンケートを収集しました。このアンケートを元にニュージーランドの経済の特徴、また、日本との相違点を明らかにしたいと思います。研修会では高校や大学の先生方の授業内容についてのプレゼンを聞き、普段から教師のみなさんがそれぞれ「学び」を多角的視点から見つめ、よりよい授業になるよう努めているのだと分かりました。

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