韓国へ進出し、アウトドア関連商品の販売事業を拡大・展開している日本企業のスノーピーク社（Snow Peak社）の韓国現地法人である、株式会社スノーピークコリア（Snow Peak Korea）の代表理事・金ナムヒョンさんをお招きした講義が、先月の１日に行われました。

　講義は、来る2020年3月6日から同29日まで、韓国で行われる予定の商学部特別テーマ海外研修科目Bの一環として事前講義の形式で行われたものです。当日講演会に参加した約110名の商学部生たちには、韓国で事業を展開している日本の企業について、現地の韓国人スタッフが日本語で講義するということもあって、斬新に思われたようです。

　感想文には、学生たちの興味津々な様子がよく表われていました。まず、講演者の日本語が堪能であることに驚き、それに刺激されて自分も韓国語の勉強を頑張ろうとする学生たちがいました。

　また、講義で紹介されたスノーピーク本社およびスノーピークコリアで行われている、アウトドア業界における差別化を図ったマーケティング戦略としての「エンゲージメントブランド戦略」、創業者精神、「つくる」×「つなぐ」、商品に保証書を添付しない、スノーピークウェーの開催、顧客管理サークルなどについて、わかりやすく説明を受けました。

　特に、「真似しない、徹底的に拘る、シンプルに作る」という物作り三原則、そして「人と自然・人と人・人と世の中」を「つなぐ」といった当社の特性と、その示唆するものについて講義を受け、大いに勉強しました。

　将来スノーピークに就職したい、キャンピングやグランピングなどに参加したい、スノーピーク社の製品をぜひ使ってみたいといった、当社に対する学生たちの高い関心と興味を見せました。

2018年3月、2019年3月に実施したスノーピークコリア研修に参加した学生たちの一部と金理事の再会

講義の様子

学生たちの様子

講義の様子

講義で用いられた韓国語と日本語混用のPPS

講義の様子