2020.01.28
マイボトル生活始めませんか?
糀畑柚依〔商学部の現場〕編集部
1月も終盤に近付いてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、駿河台の明大マート(学内にあるコンビニ)でこのような商品を発見しました。
- 明大マート駿河台店にて森永ゼミコラボグッズを発見
明大グッズと商学部森永ゼミがコラボレーションした水筒です。シンプルなデザインで素敵ですよね! 商品説明を読んでいると、そこには"マイボトルプロジェクト"の文字。 詳しく知りたいと思い、森永ゼミのゼミ生にインタビューしてみました。
筆者:マイボトルプロジェクトとは?
森永ゼミ生:マイボトルプロジェクトとは、ペットボトルを使う代わりに水筒を利用することで脱プラスチックを目指す環境にやさしいプロジェクトです。マイボトルを継続的に使い続けると、環境にやさしいだけでなく、月に3000円以上の節約にもなって私たちのお財布にもやさしい取り組みなんです。様々な自治体や企業もマイボトルを使う取り組みを行っています。
筆者:とても魅力的な取り組みですね。どうしてこの企画を行おうと思ったのですか。
森永ゼミ生:私たちのゼミでは、主に環境科学について学んでいます。その中でも世界でも大きな問題となっている海洋プラスチック問題について学んでおり、学内で何か環境にやさしい取り組みはできないかと考え始めたのがきっかけです。
筆者:大学グッズとコラボレーションとのことですが、どのように商品化したのですか。
森永ゼミ生:明大サポートとの共同企画で商品化することができました。デザインは森永ゼミ3年生が一から考えたもので、誰もが使いやすいシンプルなデザインにしました。価格は税込み2000円で容量は310mlと、手に取りやすい価格設定になっています。
筆者:環境にやさしい取り組みで学内で何かほかにも行ったことはありますか。
森永ゼミ生:11月上旬にあった明大祭では環境に関する教室展示を行い、ゼミ生が研究したポスターや環境問題に関する映画を上映しました。12月上旬には、4キャンパスで環境に関する展示を設置し、駿河台キャンパスでは、リバティータワーの環境に配慮した施設の見学ツアーを実施しました。
筆者:学内で様々な活動をされていて尊敬です。
- 明大祭展示の様子
- 森永ゼミ、2019年夏合宿の様子
お話を聞いて私もさっそく水筒を持参しようと思いました。
- SDGsの17の目標
ところで皆さんは、海洋プラスチックや環境問題に関連した言葉で『SDGs』という言葉を聞いたことはありますか。 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットが定められていて、世界中の問題を解決するには必須の目標となっています。明治大学もSDGsに関する取り組みを学内で始めており、森永ゼミの活動もSDGsにかかわる重要な取り組みです。 SDGsを知らなかった皆さんはSDGsを知ることから、知っていた皆さんはマイボトル持参など身近な取り組みから始めてみてはいかがでしょうか。 ちなみに、筆者の所属する小林尚朗ゼミからも、明大サポートとコラボしてSDGsに関連したフェアトレードのトートバッグを税込み1800円で販売しています。このバッグは、フェアトレードとオーガニックコットンのダブル認証を取得した商品で、人にも地球にも優しい商品です。ぜひお手に取ってみてください。明治大学商学部には、他にもSDGsに関する様々な取り組みを行うゼミがたくさんあります。 今後も様々な記事を取り上げていきますのでお楽しみに。
- 小林ゼミのフェアトレードコットンのA4トートバッグ