ゼミ

2021.11.11

商学部生が経済教育学会全国大会で研究報告

水野勝之(担当教員)

水野勝之ゼミナールの3年生川添悠河、関口雅人、後出佑弥、林田彩花(リーダー)、水谷梓沙が第38回経済教育学会全国大会で学会報告をしました。

土居拓務、水野勝之、川添悠河、関口雅人、後出佑弥、林田彩花、水谷梓沙「コロナ禍における地域研究の考察」経済教育学会第37回全国大会2021年10月31日オンライン開催

コロナ禍において、(実際に行くことができない)遠い地域の活性化の勉強をいかにするべきかを報告しました。今回は北海道弟子屈町についての研究でした。「実際に行かないでの調査研究」の事例を報告しました。調査は困難を極めましたが、ZOOMで弟子屈町の方が学生に講義を行ってくださって生の声を聴きながらまとめました。

その中で屈斜路湖のマリゴケに関する発表部分を掲載します。

学生の報告の抜粋
「中でも(屈斜路湖の)マリゴケは藻が集まってできたため本体の美しさは無いものの、出来上がるまでの過程が貴重であり、湖の地形、波、気候など様々な環境が一致することで発生する奇跡的な存在であります。しかし、育ちやすく可愛らしいため人気がある(阿寒湖の)マリモよりも注目度が低いのが現状です。まさに野村監督の発言にある『王や長嶋はひまわり、私は月見草』といった関係であると言えます。私たちは『わかりやすい美しさ』にどうしても注目しがちですが、背景や過程を知ることで物事の真の美しさが分かるということをマリゴケが表しているように感じました。」(関口雅人)

次にリーダーの林田さんの感想を掲載します。

学生の感想
水野勝之ゼミ3期の弟子屈町メンバーで経済教育学会に参加させていただきました。今回は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催及び参加になりました。ゼミ生としてこのような学会の場で発表することは今回が初めてでしたが、貴重な機会を頂けて嬉しく思います。時間の都合上、発表は満足のいくものになりませんでしたが、貴重なお話をお聞きすることができ、学びの機会となりました。今後、学んだことを活かしながら調査を続けていきたいと思います。(林田彩花)

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