2022.09.22
水野勝之ゼミナールが米シアトルでゼミ合宿を行いました。
水野勝之(担当教員)
水野勝之ゼミナール3年生の川野慧太、木村龍生、斎藤祥、杉山亮太、原口大城の5名は8月27日(土)から9月2日(金)までアメリカのシアトルを訪問し、ゼミ合宿を行った(引率は水野勝之教授)。
シアトルおよび近郊には、アマゾン、マイクロソフトなど名だたる企業の本社があるとともに、スターバックス、コストコなどの1号店がある。また、ボーイング社発祥の地でもあり、大きな工場もある。商学部の学生にとって学問的に魅力のある街である。
到着した27日夜には、シアトル・マリナーズの本拠地 T-Mobile Parkに出かけナイターを見学した。幸運にも、この日イチロー自身が登場し、彼の球団殿堂入りのセレモニーが行われ、貴重な体験となった。
28日はシアトルの名産であるワインの生産元ワイナリーを見学した。シアトル最古のワイナリー「シャトー・サン・ミッシェル」を訪れた。広大な庭で多くの見学者たちが敷物を敷いてワインの試飲していた。次に、スターバックスの創業店があるとのことで、そこに向かった。スターバックスの創業店はシアトルの海辺のパイクプレイスマーケットに位置し、そのお店に入るための行列ができていた。学生たちは店の前で写真は撮ったものの、長い行列に並ぶ時間がなかったため、マーケットを散策した。
29日、シアトルの日本総領事館の方々を訪問した。特別に席を設け学生たちにシアトルの経済の現状を説明してくださるとのことだった。領事館内は厳重で、スマホやカメラはロッカーにあずけることになり、会議室の写真を撮ることができなかった。領事館の方3名が出席され、学生たちにシアトルの経済や文化の様子を説明くださった。学生のほうからも積極的に質問をし、有意義な時間となった。
30日には、日本帰国のためのPCR検査を受けた。泊まったホテルはタコマ国際空港近くの大きな通り(インターナショナル・ブールバード)に面していた。その通りを1.5キロほど行くと検査オフィスがあったので徒歩で皆で検査を受けに行った。ゼミ生一同鼻の穴の中をぐりぐりされてくしゃみを我慢した。結果は夜メールが送られてきて、無事皆陰性。皆でいっしょに帰国できることに。
31日はまず朝8時にPCR検査の正式な書類を検査オフィスまで取りに行った。帰国のためには何よりも大事な書類だった。そのあと、アマゾンの社員の方が本社内を案内し、懇談してくれるというのでダウンタウンへ皆で向かった。アマゾン本社の方がスクエアのドーム(本社)の中に特別招待してくださった。ドーム内には14000鉢の海外の植物が並べられていた。アマゾン本社の社員の方はここで休憩するとのこと。その中の「鳥の巣」部分でアマゾン本社の方と歓談した。アマゾンのお話、シアトルの様子など学生にわかりやすく説明くださった。
9月1日は帰国の途につき、2日に皆無事に帰国した。さて、学生たちの課題である。自分たちの今回の経験を活かし、経済系の大学生の勉強にとってシアトル訪問の最適な合宿企画を作ることである。秋学期の授業課題としたい。