2022.12.23
"We're 商学部" 商学部生のホンネトーク Vol.1
商学部4年 新田 松太朗/野呂 陸 〔商学部の現場〕編集部記者
皆さんこんにちは。
本シリーズでは、「明治大学の商学部ってどんな雰囲気なんだろう?」「商学部にはどんな人がいるのかな?」といった疑問に応えるべく、6名の商学部生に集まってもらい行ったグループインタビューの様子をお届けします。
Vol.1では、ゼミやサークルなど様々な舞台で学生生活を送ってきた4年生の3名に集まってもらいました。
それでは、商学部の学生の等身大の会話の様子をお楽しみください!
- Zoomミーティングでのインタビューは、とても和やかな雰囲気でした。
自己紹介をお願いします
−皆さん、今日は集まってくれてありがとうございます。ぜひリラックスしてインタビューにお答えいただければと思います。まずは、皆さんの自己紹介をお願いします。
小林さん:商学部4年の小林です。出身は岩手県で、マーケティングコースに所属しています。大学生活ではゼミの活動に力を入れており、実際の企業と一緒に製品開発を行ったり新規事業を考案したりといったことをしてきました。
松戸さん:ファイナンス&インシュアランスコース(主に金融や保険について学ぶコース)所属の松戸です。大学生活ではサークル活動に注力しています。もともと人前で話したりするのは得意ではなかったのですが、大学ではそんな弱みを克服したいと思いました。それで120人近くが所属するテニスサークルで副幹事長などを担ってきました。
内田さん:マーケティングコース所属の内田です。大学生活では明大祭実行委員会に所属し、その活動に打ち込んでいました。ステージ企画などを運営する部署のリーダーをしつつ、役員という幹部のポジションに就き、全体で300人近くいる委員の活動をまとめたりもしていました。
- ゼミ活動で、自分たちの考えたアイデアをプレゼンする小林さん。緊張感が伝わります。
来春の卒業を控えた4年生に聞きたい質問
−ありがとうございます。皆さんは4年生ということで、いよいよ卒業が近づいてきましたね。就職活動などを通じて来年度からの進路を選んだと思いますが、商学部のカリキュラムに身を置く中で「自分がやりたいこと」に気づいたきっかけはありますか?
内田さん:僕はマーケティングコースで交通や物流を扱うゼミに所属しつつも就職先はイベント系の会社なので、研究内容と就職先は直接結び付いてはいないと思います。ただ、ゼミの活動を通じて様々な企業と関わることが多く、その中で自分がどういう進路に進みたいか、自分に合っているのはどういう業界かといったことを感じてこられたように思います。そういう機会が多いのは実際の企業と関わることが多い商学部のゼミ活動の良いところだと思います。
松戸さん:確かに僕も保険や金融といったこれまで勉強してきた内容と自分の就職先の医薬品メーカーとはあまり直接的な結び付きはないように思います。ただ、ある授業で学んだバイオテクノロジーの分野に興味を持ったのをきっかけに医薬品メーカーという就職先を考え始めました。なので、いい意味での“広く浅い”勉強が役に立ったということです。商学の枠組みを超えて幅広い分野について学べる明大商学部の環境のおかげで自分がやりたいことを見つけることができました。
小林さん:僕は商学部の生活を通じて「自分が面白そうと思ったことはなんでもやってみる」ことが理想の将来像になっていました。これまで商学部生として10社以上の企業との共同開発に挑戦してきましたが、そこではメーカーや小売など様々な業界の企業と関わる機会がありました。最近だと航空インフラで有名なANAと関わらせてもらっていたり。 その経験から「面白そうだな」と思うことにはどんなことでも積極的に関わる楽しさを知り、就職先も幅広い生活サービスに携われる百貨店を選びました。
−商学部は勉強分野もさることながら、カリキュラムやゼミ活動の「幅広さ」や「実際に企業と関われる」といった特徴も皆さんの進路選びにおいて影響が大きかったということですね。
松戸さん:そうですね。
- テニスサークルの活動に打ち込んできた松戸さん。後輩育成にも力を入れていて、とても顔が広い存在です。
商学部の”人”について知りたい
−それでは今度は商学部の雰囲気についてお伺いしたいのですが、皆さんの周りの商学部生ってどんな人が多いですか?
小林さん:うーん、結構どんな人でもいますよね(笑)。
松戸さん:そもそもの人数が多いですからね。
内田さん:そうなんですよ。僕の周りだと、営業系の長期インターンに熱中している人もいたりします。どうやら週6で活動していたりもするみたいで(笑)。ただ、その人も含めて好奇心旺盛な人は多いと思います。ゼミで実践的なマーケティングを学んで、それをインターンなどを通じて実際に企業で活かしたい、みたいな。
小林さん:確かにインターンに積極的な人多いですね。
松戸さん:それでいうと、モデル活動をしていたり起業したりしている人もいましたね。あとは留学生もいたりして、学生生活を過ごしているだけでいろんな価値観と触れ合えるという印象です。
小林さん:部活やサークル、インターンなど、いい意味でみんなが自分の「やりたいこと」に積極的ですよね。何か新しいことに挑戦する人も多いですし。
内田さん:先ほど商学部のカリキュラムの特徴でいい意味で“広く浅い”という話がありましたが、商学部の学生にもそれは当てはまる気がします。いろんなことに挑戦する人がいて、本当に幅広い個性があると思います。
松戸さん:それでも、周りの商学部生の共通点を挙げるとするなら「オン・オフの切り替えがちゃんとしている」ってことだと思います。みんなやっぱりどこか真面目で、それでいて面白いところもある、みたいな。
内田さん:商学部は卒業に必要な単位数も多いですし、ちゃんと真面目な人が多いのはそのせいもあるかもしれませんね(笑)。
単刀直入に、商学部に入ってみて…
−なるほど、ちゃんと勉強もしなきゃっていうのはみんな思っていることなんでしょうね。それでは最後になりますが、ずばり商学部に入ってよかったと思いますか?
小林さん:よかったですよ! やはり各々のやりたいことに熱中できる環境はあると思います。僕でいうと実際に企業で働く方々と交流する機会は貴重でしたし、公認会計士を目指していたり留学に行ったりする友人を見ていてもそう思います。
内田さん:ここまでで何度か触れられた通り商学部は「幅広さ」という特徴が大きいので、そういう環境の中で何かに熱中したい、何か熱中できるものに出会いたいという人には刺さる環境だと思います。1、2年次には“商学部っぽくない”授業(教養科目)も多く、そういう点も魅力だと思います。
松戸さん:僕もよかったですね。学びの幅はもちろん、いろんな価値観の人と交流できて自分の人間性が深まったように思います。また、何かの目標に向かって頑張っている人が多く、そういう環境の中に身を置けたことも非常によかったと思います。
−3人ともありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
記者も商学部4年生ということもあり、共感できることの多いインタビューでした。 読者の皆さんにも等身大の商学部生の雰囲気を感じていただき、明大商学部に親しみを持っていただけましたら幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
- 3年にわたり明大祭を盛り上げることに力を注いだ内田さん(画像右)。実行委員イチの明大祭好きだという声も。