ゼミ

2023.07.06

水野勝之ゼミ生が北海道で炭焼き体験

水野勝之(担当教員)

 6月24日―25日にかけて水野勝之ゼミ2年生5名が北海道浦幌町を訪問し炭焼き体験を行った。浦幌町に浦幌木炭という会社があり、その窯での炭づくりの体験だった。24日はまず前回焼かれた炭を窯から取り出す作業。手押し車に炭を載せながら運ぶ作業は重労働。よろよろしながら、炭を集める施設まで手押し車で運んだ。その往復回数は数えきれないほどであった。

 曇天だった24日と打って変わって25日は真夏日。北海道産のミズナラの木を釜入れする作業を行った。麦わら帽子を被り随時休憩を入れ熱中症に気を付けながらの作業となった。普段プロの方々が行う作業ではあるものの、5人という大人数だったので25日中には釜入れが済み、プロの方々も驚いていた。

 東京の大学生が炭焼き体験を行える機会はほとんどない。川の下流で水の豊かさの恩恵を受けているのは上流の森林のおかげ。その整備には森林に関わる産業の存在が不可欠である。その連鎖の大切さを学ぶ一環として木炭製造業のお手伝いをした。

 24日には浦幌町前町長の水澤一廣氏も応援に駆けつけてくれた。重労働だったが充実した2日間になった。

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