授業

2023.09.01

特別テーマ実践科⽬A「地球に優しい科学を目指す」成果報告会

洞口拓磨(担当教員)

 2023720⽇(木)に特別テーマ実践科⽬A「大災害時代の復興未来学」・「地球に優しい科学を目指す」の春学期成果報告会を合同で開催しました。学生ができるだけ多くのテーマに触れ、お互いの授業から刺激を得ることを期待しこの2つのテーマで合同開催を行っています。

「地球に優しい科学を目指す」は、20202022年度まで開講した「社会が求める科学技術イノベーション」の後継授業として、今年度より開講しています。人類の持つ科学技術は、繁栄を極めるほど地球環境を維持できないという矛盾した側面を持ちます。この課題解決を科学技術のコントロールに託すのではなく、まず科学技術の未熟性認め、循環型の科学として発達させることが非常に重要です。この授業では、文系的発想を理系的アプローチに落とし込み、現代科学のあるべき未来を研究することを目的としています。

当⽇は、参加学生も含め授業OBOGにもご参加頂くことができ、⾮常に活発な議論がなされました(※プログラム参照)。以下、学生からの感想を一部抜粋して掲載します。

 

  • この授業は、単純な労力だけでも、かなりのものであったが、それだけでなく、一つのテーマを調べ、議論するという、これまで、自分があまりやったことがないことであり、特に議論を深め、それを発表に反映させていくことに非常に苦労した。しかし、この苦労が、自分の成長に繋がり、最終的にはその成長が発表に反映されていたと思う。
  • 興味本意で履修した授業であったが、ここまで学びの多いものだとは思わなかったので非常に嬉しい。授業が無ければもしかしたら触れていなかったかもしれない分野に対して、時間をかけて取り組むという経験が何よりもありがたいものであった。作業という点からしても、将来社会人として活動する時に必ず活きることを学習することができた。ログノートなどの細かい点から、議論を深めるという中枢に存在するものまで、アドバイスを貰えたことは非常に役立つものであった。

 

今年度春学期は、5月よりコロナ禍以前の活動レベルに戻ったとはいえ、まだまだ大学生活への順応が最大課題のように思いました。学生の感想を見る限り、学生なりの課題設定と取組に対する反省点があり、今後の大学や社会での活動において活かして行って欲しいと思います。

最後に、お忙しい中本成果報告会にご参加頂いた授業OBOGの方々及び本報告会開催にご協⼒頂いた商学部事務室の⽅々に深く御礼申し上げます。ご協⼒有難うございました。

 

 

2023年度特別テーマ実践科目A成果報告会プログラム

木曜3時限「大災害時代の復興未来学」

木曜4時限「地球に優しい科学を目指す」

担当教員:商学部 洞口拓磨

 

日時:2023720日(月)17:00開始

場所:明治大学和泉キャンパス006教室

 

プログラム

17:00 授業紹介・外部専門家支援員・アドバイザー紹介 明治大学商学部 特任教授  洞口拓磨

 

「大災害時代の復興未来学」発表開始(発表+質疑応答:25分)

17:10「個人レベルの電力対策」                                       商学部1年生:2名・2年生:2名

17:35「食糧難時代を生き抜く」                                        商学部2年生:4名      

18:00休憩(5分)

「地球に優しい科学を目指す」発表開始(発表+質疑応答:25分)

18:05「生成系AIの登場に関する考察」                                 商学部1年生:1名・2年生:1名

18:30「エネルギー資源としての電磁波」                             商学部1年生:1名・2年生:1名    

18:55 総括・アドバイザーより

19:20 写真撮影

19:30 解散

 

外部専門家支援委員

藤森菜津子 様 (近鉄エキスプレス株式会社)

アドバイザー他2名

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