ゼミ

2024.10.03

明大サポート様ビジネスコンペティションの開催

加藤拓巳(担当教員)

2024年9月25日に明大サポート様ビジネスコンペティションを開催した。優勝はアルムナイプログラムを企画した加藤拓巳ゼミのグループ3,準優勝はLINEによる顧客獲得を企画した佐藤平国ゼミのグループ1となった。

<優勝グループ>
グループ:加藤拓巳ゼミのグループ3
メンバー:宮﨑みおり, 永田ひより, 秋本光紀, 岩井隆宏, 奥澤知世, 河西淳志, 高橋耀生
企画概要:
約60万人にものぼる明治大学の卒業生は,卒業後も多様な活動で大学に関与し続けていただいている。しかし,その卒業生たちの想い・行動の量に対して,明治大学からお返しできているものは乏しい現状にある。つまり,一方通行の関係にあることが問題と意識した。現在,巨大ビジネスに成長した推し活では,そのような一方通行の関係にならないように,顧客と推しの双方向関係が構築されている。そこで,明治大学の卒業生向けにアルムナイプログラムを開発することを提案する。卒業生1人1人を大学が認識し,イベント参加・講座受講・スポーツ応援・グッズ購入など,すべての活動がポイントとして蓄積され,マイページで可視化される。そのポイントに応じて,ステータスが上昇し,ステータス会員だけの特別な経験(紫紺館での特別メニュー,キャリアの記事公開,特別講師としての講演)をご提供する。それらの活動は,現役学生にとっても貴重な機会・情報であるだけでなく,対外的な大学ブランドイメージの向上につながる。このプログラムを通じて,卒業生の満足度向上,現役学生の機会,そして,明治大学のブランドイメージ向上という「三方良し」を実現することが期待できる。

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<準優勝グループ>
グループ:佐藤平国ゼミのグループ1
メンバー:高野航大, 安村和真, 宮澤京汰, 宮澤博光, 川村南翔, 猪狩駿太, 野村茉央, 千葉彩美香
企画概要:明治大学オフィシャルグッズのウェブサイトは,これまでの広報活動にもかかわらず現在でも認知度が低い現状がある。このような場合にSNSを使ったプロモーション活動は効果的な戦略の一つではあるが,InstagramやXでは多くの投稿によって情報が埋もれやすいデメリットもある。そこで,情報発信というよりはコミュニケーション・ツールとして最も利用されているLINEを活用した公式アカウントの開設とプロモーション・プログラムを提案する。現在,LINEは幅広い年齢層に受け入れられている標準的なコミュニケーション・アプリであり,多くの現役生および卒業生の友だち追加が見込まれる。友だちの獲得をさらに促進するために,明治大学の関連施設やめいじろうショップなどでのQRコードの設置,めいじろうによる宣伝,クーポンや限定スタンプの配信等を企画する。また,多くの企業が抱える課題でもある公式アカウントのブロックを回避するために,メッセージが確認されやすい時間帯や望ましい配信頻度等を管理しながら公式LINEを運用する。これらのことで,現役生・卒業生を含む顧客の獲得および顧客との良好かつ長期的な関係性の構築を目指す。


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