ゼミ

2024.10.17

水野勝之ゼミの学生が日本経済教育学会全国大会で韓国の学生と共同報告

水野勝之(担当教員)

2024年9月29日(日)日本大学経済学部(水道橋)で開催された経済教育学会第40回全国大会にて水野勝之ゼミの3年生学生が韓国釜山教育大学校の学生と共同報告をしました。

金龍民、水野勝之、土居拓務、チョンミンソ、ヒョンドンゴン、チョンジヒョン、ホンジス、斎藤芽衣、本多亜花莉、増田杏「環境問題・少子化問題・所得格差問題に焦点を当てた韓日共同研究」

 2024年8月22日釜山教育大学校で開催されたKorea Economic Education Association 2024 Summer Conferenceにおいて共同報告を行ったメンバーです。
 前回とは異なり今回は水野教授が日大の久井田直之先生方と、令和5年度―令和7年度日本学術会議: 科学研究費補助金基盤研究(C)(科研費)・基盤研究(C)として「英語×経済学×データリテラシー」日中韓から発信するオンラインテキストの開発 の研究を進めており、その一環として学生視点から経済問題を分析し、学生視点の共通教科書の内容を提案する報告でした。環境問題ではファストファッションの現状と課題、少子化問題では結婚に関する両国(日本と韓国)の若者の意識の比較、所得格差では障害者と健常者の格差について両国の障害者の方々の働く現場の調査報告を行いました。

学生のコメント
斎藤芽衣(3年生)
 日本経済学会は初めての出席でしたが、韓国経済学会とはまた違った緊張感を持って、多くの学びや改善点等を見つけることができました。「今度はテーマを1つに絞って、日韓の学生がそれぞれ手を取り合ってやってみるとよい」と講評をいただき、次回へと繋がる貴重な発表の場を経験させていただきました。2年間にわたり、釜山教育大学の金先生や学生の方々と交流を続けられていることに感謝をしながら、今回洗い出した改善点をもとに研究を進めていきたいと考えています。
本多亜花莉(3年生)
 日本で釜山教育大学校と合同で発表することは、私たちにとって初の試みでした。複数のテーマを取り扱ったために発表内容をまとめるのに苦労しましたが、皆で協力し合い発表に向けて一緒に取り組んだことは、非常に良い経験となりました。
増田杏(3年生)
 この度は発表の機会をいただきありがとうございました。8月の韓国経済教育学会夏季大会での発表からひと月あまりという短い期間で、複数のテーマの研究に、追加のアンケート調査など準備段階で大変なことはありましたが、たくさんの方のご協力のおかげで無事に発表を終えることができました。韓国からお越しくださった釜山教育大学のみなさん、並びにあたたかく見守ってくださった先生方に感謝申し上げます。

発表シーン.JPG

発表シーン2(韓国の学生と一緒に).JPG

共同報告した韓国の学生たちと.jpg

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