ゼミ

2025.03.12

株式会社ニチレイロジグループ本社様への報告会

町田 一兵(担当教員)

2025214日、町田一兵ゼミ11期は株式会社ニチレイロジグループ本社から頂戴した課題に関するプレゼンテーション発表を行いました。本記事ではそのプレゼンテーション発表の様子をご紹介いたします。

ニチレイロジグループは皆さんもご存じのニチレイグループの主要事業の一環である低温物流に関する保管・輸配送事業等を展開している会社であり、日本国内で冷蔵倉庫設備能力1位、世界でも5位を誇る低温物流の最先端を走る業界のリーディングカンパニーです。

私たち町田ゼミは交通・物流を学習するゼミとして、これまで通常の授業における座学以外、ゼミ単位で企業の物流活動に関する理解を深めるべく、様々な企業のご協力を得て、企業が考えている社会的課題について、その理解と同時に、学生としての課題に対する試案を考え、企業側に報告する社会活動を進めてきました。今回株式会社ニチレイロジグループ本社への報告会もその一環として実施させていただきました。

実際、昨年2月末に株式会社ニチレイロジグループ本社より取り組む課題を頂き、約一年の期間をかけて、その課題を取り組むプロセスにおいて、ニチレイロジグループの平和島物流センターを見学させていただき、実際の物流倉庫の設備や、現在進めている業務効率化などの取組みにおける説明を受けました。

その後、株式会社ニチレイロジグループ本社から課題を頂戴し、テーマごとに3~4名で課題として、「食品以外に扱える貨物の可能性について」、「ニチレイロジグループならではの新たに挑戦できるSDGsの取り組み」、「物流業界で"働きやすさ"を向上させるためにはどうしたらよいか」などのテーマでチームを組み、当日プレゼンテーション形式で報告を行いました。

報告の様子その1
報告の様子その2
報告の様子その3
報告の様子その4
参加者一同
ニチレイロジグループの皆さんによる報告の講評

ゼミ初の企業向け報告だったこともあり、当日はメンバー皆が緊張した様子でしたが、20分の持ち時間の中で各グループがそれぞれのテーマに対して、大学生の視点から独自性のある報告を行いました。

発表がすべて終了した後、今回の見学及び課題の案内をしてくださった古川様を初めとするニチレイロジグループご担当者の皆さん(町田ゼミのOB,OGの方で実際にニチレイロジグループに勤務しておられる井上さん、中村さんも駆けつけてくださった。)から現場視点の意見や、提案を実施した際の利益、費用やビジネスの規模などについて、定量的な数値による説明の必要性を含め、今後の課題を取り組むための貴重なアドバイスをご教示いただき、最優秀チームに奨励賞も頂戴しました。

町田ゼミOBの井上さんから最優秀賞をもらった野澤ゼミ長とグループの皆さん

今回のニチレイロジグループとの共同プロジェクトが、町田ゼミの11期生にとって初の企業との研究学習活動だったため、プレゼンテーションの説明不足だったり、発表がおぼつかなかったりと、至らない点も多くありましたが、株式会社ニチレイロジグループ本社から様々な資料のご提示及び施設見学の手配を初め、プレゼンテーション発表会まで様々なサポートを提供してくださいました。株式会社ニチレイロジグループ本社人事部の皆様や平和島物流センターの皆様に深く御礼申し上げます。このプロジェクトを通じて学んだ様々な視点や必要性を今後の学習に活かしていきたいと考える所存です。

(文責 町田ゼミ 広報担当 荒井 優涼)

最後、ゼミ一同がニチレイを表すNマークを手で作り、笑顔で集合写真
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