2025年度春学期の「ビジネス・インサイト_関電工株式会社」(担当：松尾隆策)において第1回中間発表が行われました。同講座では、「未来を切り開こう！関電工の施工力確保」という課題に学生たちが取り組んでいます。「ビジネス・インサイト講座」は、明治大学商学部の卒業生で構成される「連合駿台会」の会員企業による出張講義として実施されており、実社会との接点を持ちながら学びを深めることができる実践型授業です。企業から提示されるリアルなビジネス課題に対し、学生たちがグループで調査・分析・提案を行うPBL（Project Based Learning）形式を採用しています。

第1回中間発表会：2025年5月23日

学生たちは以下の4グループに分かれ、サブコン業界における若手技術者の離職率の高さという構造的課題に対して、それぞれの視点から解決策を導き出しました：
・日韓同盟
・うちなーんちゅ
・ぷっしーず
・サービス定食

各チームはグループワークで取りまとめたスライドを使って発表を行い、関電工株式会社 人事部からお招きした3名の社員の方々に向けてプレゼンテーションを実施しました。

写真１：グループ発表の様子

写真２：グループ発表の様子

発表後には、関電工の社員の方々から実務の視点に立った講評・助言が寄せられました。学生たちは、提案の実現可能性や独自性についての意見を受け止め、今後の改善に向けた課題を整理しました。

写真３：関電工（株）社員様からのコメントに耳を傾ける学生

写真４：関電工（株）社員様からのコメントに耳を傾ける学生

今後の予定

第2回中間発表は2025年6月に実施予定です。学生は、第1回中間発表で企業様からいただいたコメントをもとに、提案内容を見直し、さらなる精度向上を図ります。各チームは、改善点を整理し、リサーチや議論を重ねながら、実現可能性や説得力を高めた発表を目指して準備を進めていきます。