ゼミ

2025.08.21

水野勝之ゼミ生が浦安市で木育

水野勝之(担当教員)

 2025年8月2日(日)、千葉県浦安市の富岡公民館で水野勝之ゼミ3年生の小熊俊介さん、木村祥悟さんの木育班が子どもを対象とした木育を行いました。二人とも正式な木育インストラクターの資格を持っています。千葉県佐倉市のおばあさんのうちの竹林整備を小熊さんが担当しています。その際に間伐した竹を使って水鉄砲を作りました。約10名の子どもたちの参加があり、水鉄砲製作は同伴の親との共同作業でした。竹でケガをしないように最初は紙やすりで竹のささくれなどをとりました。そのあと、学生の指導で水鉄砲を作りました。出来上がった水鉄砲をもって公民館の空き地でペットボトルめがけて試射をしました。水がうまく飛ばず、学生たちが改良を手伝ったりしました。
 浦安は江戸川の下流で水に囲まれた町です。その水の健全さを保つためには上流の森林の整備が不可欠です。森林のない浦安の子どもたちに木の活用の大切さを知ってもらうことが目的でした。昨年のけん玉教室に続き、浦安で木育を実施しています。

学生のコメント
小熊俊介(3年生)
 今回のイベントの中で子供たちが自然由来のものに触れそれらの特性を知り楽しむ姿を見てこのイベントを行ってよかったと実感することができました。これからはこのような取り組みをより広げていけるよう林業業者と学校双方に提言を行い木の活用をさらに推進する仕組みづくりを行いたいと考えています。

木村祥悟(3年生)
 製作過程では、親子で協力して、やすりをかけたり、穴を開けたり、楽しく工作していました。また、試射で的あてをした際には、参加者の方々がうまく水が出るように試行錯誤し、的に当たるととても喜んでいました。そのような姿を見て、自分たちの活動が社会的に意味のあることだと改めて実感しました。

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