2025.10.01
水野勝之ゼミナール生が日本経済教育学会全国大会で韓国の学生および他大生と共同報告
水野 勝之(担当教員)
9月21日(日)名古屋経済大学で経済教育学会第41回全国大会が開催されました。水野勝之ゼミナール生と、韓国から訪日した釜山教育大学校の学生との共同報告でした。水野ゼミの学生と釜山教育大学校の金龍民教授との学生は学術交流を続けてきており、その成果報告にあたります。8月の韓国経済教育学会全国大会では自分たちも一部を執筆した国際共通教科書の韓国版を発表しましたが、今回は改正を加えての英語バージョンとそのアジアでの活用の方法を発表しました。
齊藤芽衣、パクドンジュ、本多亜花莉、増田杏(以上水野ゼミ生)、Lee Young Beam(釜山教育大学校)、金龍民(釜山教育大学校教員)、水野勝之「英語版アジア共通経済学教科書の開発」経済教育学会第41回全国大会(於名古屋経済大学)2025年9月21日
また、大学を超えての共同報告も行いました。神社が地域活性化を行う事例を紹介するとともに、今後の在り方について提案しました。
本多真理(都留文科大学)、 猪俣智哉(明治大学)「イベントによる地域経済循環の創出と神社が果たす教育的役割 --北海道浦幌町の事例― 」以下同上
学生のコメント
猪俣智哉(4年生)
今回、浦幌町を題材とした地域経済循環の創出と学生が関与する意義について発表させていただきました。発表では学生が地域のイベントに参加することの経済的意義を、図表を用いて端的に伝えることができたと思っています。今後は、地域の発展のために学生ができる新たな活動案を提示できるようになればと考えています。
本多亜花莉(4年生)
大学生活最後の学会発表ということもあり、これまでとは一味違う雰囲気を感じていました。約3年間にわたり、私たちと共に学会発表をしてくださった釜山教育大学の皆さま、本当にありがとうございました。
増田杏(4年生)
毎年こうした発表の機会をいただけることを大変光栄に思います。研究の成果を報告できる場があることで、日々の活動が形になっていることを実感でき、研究への大きなモチベーションにつながっています。今回も、先生方が活発に議論を交わされている様子を拝見し、多様なご意見を直接伺えたことは、大変新鮮で大きな学びとなりました。この経験を活かし、今後も金先生をはじめとする釜山教育大学の皆さんと協力し、アジア共通の教科書の完成という目標に向けて、引き続き尽力したいと思います。