2026.05.28
2025年度の神岡中学校との交流を振り返る
中川 秀一(担当教員)
文責:梅野純平・伊藤真菜
中川ゼミナールは2025年度、岐阜県飛騨市神岡町にある神岡中学校との交流に精力的に取り組んできました。
5月30日には明治大学駿河台キャンパスにて神岡中学校3年生の皆さんをお迎えし、修学旅行の特別プログラムとしてキャンパス訪問受け入れを実施しました。午前中は、アカデミーコモンやグローバルフロントを中心に、明治大学の学習環境や研究施設を案内しました。大学での日常的な学びの場を実際に歩いてもらうことで、「大学とはどのような場所なのか」を具体的にイメージしていただくことを目的としました。午後は、大学進学の魅力やゼミでの学びについて、学生の立場から率直にお話しをしました。その後、中学生の皆さんと一緒に昼食をとり、教授による講話を通して「学ぶことの意義」や「進路を考える視点」を共有しました。続いて、中学生側から総合の活動に関する成果発表がありました。ゼミ生ならではの多様な視点からフィードバックを行い、双方向のディスカッションを深めました。今回の訪問受け入れを通じて、私たち自身も「学びをどう言葉にして伝えるか」「異なる年代やバックグラウンドの方々とどう対話をつくるか」という点を改めて考える機会となりました。神岡中学校の皆さんのまっすぐな質問や感想から、多くの刺激と気づきを得ることができました。
12月23日にはゼミ生が神岡中学校に訪問させていただきました。この日は神岡中学校全体で「探Q発表会」が開催されており、そこに招待していただいた形になります。「探Q学習」とは、神岡中学校独自の教育カリキュラムです。生徒の皆さんはチームに分かれ、地域の企業や行政と連携してテーマを設定し、総合の時間を通して1年間にわたり探究活動に取り組んできました。なお、この中間発表が、先ほどの5月の訪問の際の発表内容にあたります。
当日は会場の各所でポスターセッションやプレゼンが行われており、今回訪問したゼミ生4名で各グループにコメントさせていただきました。中学生が地域の飲食店と協力して考案した、地域の特産を取り入れたメニューを実際にお店でいただくこともできました。最後には当日の感想と講評をゼミ生から生徒の皆さんへお伝えしました。
実際に現地に足を運んで地域の方と交流する機会は、自分たちの知見を広げる上でとても重要であると感じています。「そこまで年の離れていない私たちが、中学生に対してどんな影響を与えることができるのか」「都心の大学生という立場から、地方の中学生にどのようなことを伝えられるのか」など、多くのことを考えさせられる機会となりました。中川ゼミナールでは、このような機会を中川教授が多く提供してくださいます。今回もこのような機会をくださった神岡中学校の先生方並びに中川教授に感謝申し上げます。
最後に、2026年5月には神岡で交流した際に2年生だった生徒の皆さんが、明治大学に訪問してくれる予定です。1回きりの交流ではなく、恒例行事として長期にわたる関係を築くことができることを大変嬉しく思います。大学案内のプログラムはゼミ生が企画することになっているため、中学生が何をしたいのか・何を知りたいのかを意識し、中学生にとって有意義な時間となるように準備を進めていこうと思います。
学生間で昼食をとりながら、交流を深めている様子(5月30日)
中川教授からの講和の様子(5月30日)
グローバルフロントを案内している様子(5月30日)
探Q発表会当日の様子(12月23日)
探Q発表会当日のポスターセッションの様子(12月23日)



