2026.07.17
「ビジネスインサイト_あいおいニッセイ同和損保(株)〜安心・安全なまちづくりについて考えよう〜」中間発表会の開催
松尾 隆策(担当教員)
2026年5月28日(木)、明治大学商学部の特別講座「ビジネスインサイト_あいおいニッセイ同和損保株式会社」(担当:松尾隆策)における中間発表会が、和泉キャンパス メディア棟M411教室で開催されました。本講座では「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」様から提示された「安心・安全なまちづくりについて考えよう」というテーマに対して、学生が5つのグループに分かれて実践的な提案を行いました。各グループによる発表の概要は以下の通りです。
(1) けいちゃんず
諏訪市で増加する空き家問題に対し、あいおいニッセイ同和損保と連携した新サービスを提案。定期借家契約の活用、包括保険の提供、ふるさと納税による補助、入居者の適正審査を組み合わせ、所有者の不安や負担を軽減し、空き家の流通・利活用促進と地域活性化を目指しました。
(2) King of Insrance
北秋田市で深刻化するクマ被害に着目し、人的・農業的・精神的被害の現状を分析。既存保険では補償されにくい小規模被害や精神的ケアの不足を課題とし、農家向け補償、予防設備の修理補償、被害者へのメンタルケアを組み合わせた新たな保険サービスを提案しました。
(3) MUVE
徳島県の道路や橋の老朽化、人手・予算不足といった課題に対し、テレマティクス自動車保険を活用した「インフラ推進保険」を提案。走行データで道路状況を把握し、事故補償と道路整備資金の確保を両立させ、安全で暮らしやすい地域づくりを目指しました。
(4) ジャングリア
沖縄県が抱える自然災害の多さや低所得・非正規雇用者の増加といった課題に対し、低価格で加入しやすいマイクロインシュアランスを提案。台風による休業補償や観光業・旅行者向け補償を提供し、テクノロジーを活用して迅速な加入・給付を実現することで、誰も取り残さない社会を目指しました。
(5) まえしろ
沖縄県の貧困問題の解決に向け、事業保険や自治体支援を活用して企業誘致を促進する提案。農水産物のブランド化やIT・テレワーク産業の導入により、雇用創出、所得向上、人口流出の抑制を図り、地域経済の活性化と貧困改善を目指しました。
(6) リブート
大阪市の空き家をリフォームして民泊として再生し、保険制度「丸ごと民パック」で所有者の不安を軽減する事業を提案。文化体験ツアーや観光バスと連携し、外国人観光客を呼び込むことで地域活性化と空き家問題の解決を目指しました。
(7) 広島ふぅお好み焼き
広島県の人口減少や若者の転出超過という課題に対し、U・I・Jターン転職時の収入減少や、企業倒産・失業時の生活を支える保険を提案。県・企業と連携して定住を促進し、地域経済の活性化と人材不足の解消を目指しました。
おわりに
本中間発表会を通じて、学生たちは、地域が抱える課題を具体的に捉え、保険という仕組みを活用して解決策を考える貴重な機会を得ました。各グループの提案には、地域の実情に即した課題分析と、既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想が示されており、今後の検討をさらに深めるための有意義な発表会となりました。
ご多忙のなか、学生の発表に対して丁寧かつ実践的なご講評を賜りました、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の瀬尾氏、松本氏に心より御礼申し上げます。学生たちは、いただいたご助言を踏まえて提案内容を磨き上げ、最終発表会に向けて、より実現可能性と社会的意義の高い提案を目指して取り組んでいきます。

写真1:学生による発表の様子(1)

写真2:学生のプレゼンに講評する瀬尾氏(左)と松本氏(右)
写真3:学生による発表の様子(2)

写真4:学生による発表の様子(3)

写真5:学生のプレゼンに講評する瀬尾氏



