2026.09.04
町田ゼミ三年生とJPRとの産学連携プロジェクト成果発表会の実施
町田 一兵(担当教員)
2026年9月1日、町田ゼミ12期は日本パレットレンタル株式会社(JPR)本社にて、これまで取り組んできた研究プロジェクトの成果発表会を行いました。私たちは2月・3月に実施された会社説明会と白井デポ見学を通じて4つの課題をいただき、それぞれのグループが春学期を通じて調査・分析・提案立案に取り組んできました。
今回の活動を通じて、私たちが最も大きく学んだことは、企業が実際に抱える課題に向き合う難しさと面白さです。大学で学ぶ理論だけではなく、「実際の現場では何が求められているのか」「企業にとって本当に価値のある提案とは何か」を考え続ける必要がありました。資料を読むだけでは分からない物流業界の課題や、パレットという物流インフラが果たしている社会的役割について深く理解することができました。普段の生活の中では意識することの少ないパレットですが、その存在が日本の物流と私たちの暮らしを支えていることを実感し、物流研究に取り組む学生として大変貴重な学びを得ることができました。

グループ別発表の様子その1

グループ別発表の様子その2

グループ別発表の様子その3

グループ別発表の様子その4
また、このプロジェクトは私たち自身の成長を実感する機会にもなりました。各グループでは何度も議論を重ね、ときには意見の違いから結論がまとまらないこともありました。しかし、そのような経験を通じて、自分の考えを論理的に伝える力や、多様な意見を取り入れながら一つの提案にまとめる協働力を養うことができました。
さらに、企業の経営層や社員の皆様を前に発表する機会は初めての経験であり、大きな緊張を感じましたが、自分たちの研究成果を社会に向けて発信する責任と達成感を味わうことができました。発表後にいただいた講評からは、自分たちでは気づかなかった視点や実務の観点を学ぶことができ、研究をさらに深めるための多くの示唆を得ることができました。
特に印象的だったのは、日本パレットレンタル株式会社代表取締役社長の二村様及び新井執行役員から直接講評をいただけたことです。トップマネジメントの視点から、私たちの提案の可能性や課題について率直なご意見をいただき、学生にとって非常に刺激的な経験となりました。また、発表後には表彰も行っていただき、長い期間をかけて取り組んできた努力が評価されたことに大きな喜びと達成感を感じました。

二村社長より受賞されたゼミ生たち
その後、本社見学や明治大学OB社員の皆様との懇談会では、実際に社会で活躍されている先輩方から貴重なお話を伺うことができました。仕事内容やキャリア形成、就職活動に関する率直な経験談は、今後社会へ踏み出していく私たちにとって大きな励みとなりました。物流業界の魅力だけでなく、働くことの意義についても改めて考える機会となりました。

明治大学卒業のOBとの交流
最後に、本プロジェクトの実現にあたり、会社説明会やデポ見学、研究活動への助言、そして成果発表会の開催まで、長期間にわたり私たちの学びを支えてくださった日本パレットレンタル株式会社の二宮様、蓮見様、伊藤様、篠﨑様を始め、皆様に心より感謝申し上げます。学生である私たちに対して真摯に向き合い、実際の経営課題に挑戦する機会を与えてくださったことは、教室の中だけでは決して得られない貴重な経験となりました。このプロジェクトを通じて得た学びと成長を今後の研究活動や社会人生活につなげていきたいと思います。

終了後の集合写真
文責 町田ゼミ12期 広報担当 中川晴之朗



