2021.02.25
特別テーマ実践「ビジネスサービス」 駿河台・明大前をテーマとした10000字コラムの作成と発表
齋藤美和子(担当教員)
ビジネスサービスでは、文章を書くことを通して自分の考えを整理し、論理的思考力を鍛えていくことを目指している。春学期の基礎編を経て、秋学期は応用編として明治大学のキャンパスがある駿河台と明大前という2つの地域について10000字のコラムを作成した。
授業にはホリデー株式会社の執行役員である小野村嘉人様にお越しいただき、取材の方法やコラムの作成方法をご指導いただいた。ただコラムを作成するのではなく、ホリデー社が運営するおでかけプランWEBサイト「Holiday」へ学生が作成した記事を掲載していただいた。さらにそこからより多くのユーザーの方に閲覧してもらうため、PV(ページビュー)数向上の取り組みも行った。
学生は地域ごとに2つのグループに分かれ地域選択後、①コラムの企画立案 ②取材 ③執筆 ④PV数向上のための施策立案・実行という4ステップを踏んでいった。
駿河台チームは「都内の神保町・御茶ノ水でレトロ~現代の世界を"時空散歩"しよう!」というテーマのもと、明治創業、老舗文房具店の「文房堂」や老舗名喫茶「さぼうる」などのレトロスポットから始まり、2019年にオープンしたばかりの写真のショールーム「super labo store(スーパーラボ ストア トーキョー)」なども取り上げ、ここでしか見られない海外・日本の有名写真家たちの作品について記事を執筆した。コラム全体を通して「時空散歩」というテーマに相応しい8つのスポットを取り上げ構成した。
明大前チームは「【明大前 カフェ×〇〇】マスターから聞くカフェ・喫茶店の楽しみ方特集」と題し、明大前地区にあるさまざなカフェを取材しコラム執筆をした。こだわりの空間「珈琲専科もん」、こだわり素材のスイーツ「千寿」、こだわりの豆「東亜コーヒーショップ」、こだわりの古民家「木花日和」の4店舗についてがくせいらしい視点でマスターの雰囲気、店内の様子、メニューについてコラムを書いた。
各チーム、コラム執筆→添削→修正のサイクルを複数回繰り返し最終的にWEBサイトへ掲載した。掲載後は小野村様より検索上位になるための方法や、SNSとの効果的な連携手法などをレクチャーしていただいた。最終授業では両チームのPV数を競い、僅差で明大前チームの勝利となった。