授業

2021.02.25

特別テーマ実践「キャリアデザイン」「業界・職種研究を通して見る働く面白さ」

齋藤美和子(担当教員)

 キャリアデザインの成果報告会では業界・職種研究をグループワークで行った結果を発表した。学生自らが興味のある業界と職種を選択し、調べ学習にならないように自分たちの考察を踏まえた内容になった。

  • Aチームは、IT業界を対象にさまざまな「デザイナー職」について研究した。IT業界の全体構造と、近年のトレンドをおさえたうえで、UIデザイナー・BXデザイナー・モーションデザイナー等、日ごろWebを利用するうえでは欠かせないが、職種となると聞きなれない仕事内容について解説した。IT業界は専門的なイメージが先行してしまいがちだが、分解して理解することで固定概念が覆ったり、仕事にやりがいを見出したという感想が学生から聞かれた。

  • Bチームは、広告業界の営業職について研究した。広告業界の仕組みに触れ、広告主から広告代理店へ依頼を請けたあと、どのように仕事が進められていくかを説明し、その後大手3社の比較を行った。職種については、営業職についてどのような能力が求められるか、また仕事のやりがい・魅力・厳しさに触れ、リアルな働く現場に迫る内容になった。

  • Cチームは、証券会社の営業職について研究した。前半部分では、証券会社のビジネスモデルについてまずは言及し、どのような仕組みでお金が動いているかを研究した。その後5大証券などの大手証券会社の社風や働き方などの実情を伝え、一方で近年注目されているネット証券等にも触れた。後半には営業職の実態に触れ、仕事の面白さややりがい、どのような人物が求めらるかという点を独自の視点で発表した。
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