授業

2024.06.06

ゲストスピーカーによる特別授業:内田友来氏【テーマ:米国健康保険、生命保険、米国大学スポーツ、及び社会背景】

浅井義裕(担当教員)

ゲストスピーカーによる特別授業について、以下内容で実施いたしました。

1.実施日

2024年5月28日(火)10 : 50~12 : 30

2.実施場所

リバティタワー1001教室

3.科目名

生命保険論

4.ゲストスピーカー

内田友来 氏(肩書:Uchida Chiropractic Clinic医院長、ロサンゼルス紫紺会 前会長)

5.実施内容

Uchida Chiropractic Clinic医院長で、本学文学部卒、スキー部出身で、ロサンゼルス紫紺会前会長の内田友来氏に、「米国健康保険、生命保険、米国大学スポーツ、及び社会背景」のテーマで、講義して頂いた。「海外で活躍する本学卒業生をゲストスピーカーにお招きしてお話を伺い、本学学生の海外への関心を高める」ことが狙いである。なお、カリフォルニア州からのゲストスピーカーによる特別授業は、2020年以来、5回目となる。

内田友来氏は、本学文学部を卒業後、スキー部時代の怪我の経験から、スポーツ医学を志して、渡米された。アメリカでは、カイロプラクティック医学位を取得されて、現在は、Uchida Chiropractic Clinicの医院長である。今回は、日本代表のスノーボードハーフパイプナショナルチームへの帯同の経験、アメリカの健康保険の仕組み、アメリカの大統領選挙などについてお話して頂いた。

日本代表のスノーボードハーフパイプナショナルチームへの帯同の経験では、選手が大けがをすることが多く、海外でのけがの治療費用が、特にアメリカでは高額になることを紹介されて、海外へ渡航する時は海外旅行保険に必ず加入するようにというお話をして頂いた。

また、アメリカでは私立大学の学費が$8〜9万ドル、カリフォルニア大学(州立大学の州の住民)3.5万ドル、カリフォルニア大学(州立大学の州外の住民)6.4万ドルと、授業料が明治大学など、日本の私立大学と比較しても非常に高額であり、本学の学生が比較的安価で良質な教育を受けることができて、恵まれていることをお話頂いた。

さらに、オバマケアに関連して、アメリカの大統領選挙(民主党、共和党の支持者の特徴)や、アメリカの医療保険の仕組みなどが日本と大きく異なることを教えて頂いた。アメリカの大学スポーツが、プロ化している状況などのご紹介もあった。

本学の卒業生である内田友来氏は、本学の学生にとって身近な存在であり、受講生が、今後、海外への留学、海外での就職について検討するよい機会になったであろう。

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