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2020.07.01

【2019年度第1回商学部スノーピーク研究・実践奨励金 成果報告書④】町田ゼミが上海・東華大学で研究発表

町田一兵ゼミ ゼミ長:江口 直輝 副ゼミ長:宮下 耕輔

 海外の大学との交流の一環として、町田一兵ゼミナールは2019年9月4日~8日に中国上海の東華大学に赴き、現3年生11名がこれまでゼミで実施してきた日本企業からの研究課題に対する提案策や実験の研究報告を中心に、現地学生との英語によるプレゼンテーション会合を行いました。

 会合は明治大学と東華大学を中心に行いました。東華大学の学生たちはほとんど日本語学科に所属し、中国のキャッシュレス経済の現状や中国文学について流暢な日本語でプレゼンを行われました。

 町田ゼミは国際社会における英語使用の重要性を鑑み、これまで取り組んできた荷物の再配達問題(江口,中村)、航空会社の新規顧客獲得やブランドイメージの樹立の提案(グループ1鈴木,大場、グループ2永岡,外城)、環境を意識したリサイクル材の利用及び物流の基本となる包装機能を実験した「たまごプロジェクト」(宮下,菅野、西川)の4テーマを英語で行いました。

 プレゼン後、互いの質疑応答時間にも日本語や英語での活発な議論が行われ、新たな課題の発見や普段と異なる言語でのプレゼンを通して、大いに刺激を受けたこととなりました。

 現地の東華大学との交流活動のほか、東華大学の院生や町田先生に上海の中心街や歴史的建築物、上海博物館の案内をしていただき、小籠包などご当地の名物や夜景を見に行ったりもして、短い4泊5日の合宿ではありましたが、盛りだくさんの内容で過ごすことができました。

 合宿を通じて、ほぼ同年齢の中国大学生たちの興味関心に対する理解、英語でのコミュニケーションの大切さなどを認識したとともに、自分たちがこれまで取り組んできた研究内容を今後いかにわかりやすく説明する工夫を考えされられる貴重な機会となりました。上海東華大学の王蕾先生や孫若聖先生を始め、合同発表・交流における日程の調整及び実施に大変ご尽力された方々に深く感謝する次第です。

 また、今回のゼミ合宿実施に当たり「スノーピーク研究・実践奨励金」を費用の一部に使用させていただきました。ご寄付をいただきました商学部OBであり株式会社スノーピーク代表取締役社長の山井太様に感謝申し上げます。

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