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2020.12.16

〔商学部の現場〕発案者の先生に話を聞いてみた!

商学部3年 渡 茉菜実/橋本 周弥〔商学部の現場〕編集記者

今回は学部広報委員長として〔商学部の現場〕設立に携わった、富野貴弘教授にお話を伺いました。〔商学部の現場〕への想いや商学部の魅力、そして受験生へのメッセージをお話ししてくださいました!

富野貴弘 専任教授
2012年から明治大学商学部で専任教授として勤務。学部広報委員長として、〔商学部の現場〕の先駆けであるサイト〔商学部かわら版〕の立ち上げに携わる。専門分野は経営学。担当講義は生産管理論。ゼミでは製造業がどのような事をしているかを研究しており、学生が主体となって考える力を養っている。〔商学部の現場〕活性化のため多くの記事を掲載している。→富野先生の記事について最新の記事はこちらから(2020.12.08.時点)

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Q.〔商学部の現場〕に記事を掲載するにあたって、学部広報委員長として意識していることはありますか?
A. 商学部の広報、大学内での情報共有の2点を意識しています。明治大学商学部を外部に宣伝することはもちろん、学生や教授同士ではお互いがどのような学び・研究をしているのか意外とわからないため、大学内での情報共有という一面もあります。

Q. 〔商学部の現場〕を通して見ている人にどのようなことを伝えたいですか?
A. 高校生には、大学の授業やゼミがどういうものか知ってもらいたいと思っています。そうする事で、大学で学びたいことを発見し「この講義を受けたい、この先生のゼミに入りたい」という想いを持つ学生を受け入れていきたいです。このサイトでは先生方が直接記事を掲載する事ができるため、商学部のありのままを伝えられると思います。そのことに加えて他の明治大学の広告媒体に掲載されているような、サークルや体育会系の試合結果の記事は掲載していません。

Q. 先生が考える商学部と他学部の違いは何ですか?
A. 商学部は経済、経営、商学に関係する様々な物事を総合的に学べる学部だと思っています。高校生のうちに大学の学びを知る機会は少ないため、初めは広く学んで興味のある分野を絞るのがいいかと思います。商学部では2年生からゼミが始まり、3年生から興味のある分野を選択して履修する事ができるので、学びたい事が決まっていない人におすすめです。

Q. 講義とゼミの違いは何だと思いますか?
A. 講義は多くの場合、先生が一方的に教える場であると思います。一方ゼミは先生も学生も一緒になって学ぶ場です。実際私もゼミ生から学ぶ事が沢山あります。新しい視点、素朴な疑問を知ることや、自分が学生時代どのような事を考えていたかを振り返る事ができました。

Q. 社会情勢が混乱している今だからこそ伝えたい、受験生へのメッセージはありますか?
A. 現在感染症が流行していますが、今後も環境の変化は絶対にあります。全員に降りかかっていることに対して嘆くのではなく、自分で考えてできる限りの事をやることが大切です。人に会う事ができない今の環境にもメリットはあります。明治大学では、今年はオンライン授業やオンデマンド配信の授業が多く、対面授業はほとんどできませんでした。しかし、今後オンデマンドの動画を使ってより効果的な対面授業ができるかもしれません。例えば授業が休講になった時でも、動画さえあれば学生は自分で学ぶ事ができます。このように、今の環境は自分を変えるチャンスかもしれません。

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