ゼミ

2023.07.18

ゼミ=好きを追求できる授業⁉ vol.1

商学部3年 久保田 凌平/友野 芙美〔商学部の現場〕編集部記者

シリーズ前半である今回は、自分の好きなことに関連した2つのゼミに所属している在校生を取材することによって明治大学商学部の魅力の一つである実践的で能動的な4年間」を送ることができることをお伝えします!

国際マーケティングを学ぶ鈴木ゼミと韓国の歴史や文化を学ぶ李ゼミをダブルコアしている杉田喜和子さんにインタビューしました。
ダブルコアとは、明治大学商学部特有のもので、商学専門演習という実践的に学ぶことのできるゼミと、総合学際演習という自分の好きなことに関して深堀りできるゼミの両方に入ることができるという制度です。ゼミについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

そして、シリーズ後半では、自分の好きなことに関連した1つのゼミのみに所属している在校生にインタビューします。ダブルコアは明治大学商学部の強みであるため「入学したらダブルコアをしなければならない」と圧を感じる方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。1つでも所属すると実践的で能動的な4年間」を送ることができることをお伝えし、より多くの方に明治大学商学部のゼミ活動に関心を持っていただきたいと思います。

では、さっそく話を聞いてみましょう。

(左)杉田さん、(右)記者

---ゼミの活動内容と所属のきっかけ---

まず初めに所属ゼミの概要についてお伺いします。
ダブルコアをするかどうかは個人の自由だと思うのですが、なぜそれをしようと思ったのですか?

-----その制度が商学部にしかなく、せっかくなら利用しようと思い決断しました。


それぞれのゼミで学べることと入った経緯やきっかけは何ですか?

-----鈴木先生のところでは、国際マーケティングを学べます。
広告から購買に至るまでの消費者の購買意欲やTik TokがなぜZ世代に人気があるのかといった様々な研究を行っています。
マーケティングを学びたいと考えており、国際的なことに関しても興味があったので入りました。

李先生のところでは、韓国の歴史と文化を学べます。
現在は、夏休みの韓国合宿に向けて計画を練っています。
友人に誘われたことがきっかけで韓国ドラマや韓国アイドルが好きになり、韓国に関心を抱きました。また、韓国での合宿があるため、現地に行けることに魅力を感じたので入りました。

P.S. お勧めの韓国ドラマは「太陽の末裔」、「梨泰院クラス」とのことでした。

(左)「太陽の末裔」、(右)「梨泰院クラス」

---ゼミ活動に関連したプライベートの過ごし方---

続いてプライベートの話も聞かせていただきます。
ダブルコアもしていて、基本忙しい生活をされていると思うのですが、どのような生活リズムで1週間を過ごしていますか?

-----平日は、授業と週に2日行われている部活(応援団の吹奏楽部)に取り組んでいます。
休日には、部活の練習を優先して、ない日にはアルバイトをしています。

授業に部活にバイト、とてもハードスケジュールですね。
そのような生活リズムのどのタイミングでゼミの活動をされているのですか?

-----鈴木ゼミでは、毎週木曜日の授業の時間に発表があるため、その準備を日曜日の夜に他のゼミ生とともにzoomで1時間から1時間半行っています。

また、1週間のうちの暇なときに好きな韓国ドラマを視聴しています。

部活動の様子

---ゼミ活動で得たもの---

続いてゼミに所属することによって得たものをお伺いしたいのですが、活動にやりがいは感じていますか?

-----とてもやりがいを感じます。

鈴木先生のところでは、発表を通じて自分の発言を聴いてくれている他のゼミ生に理解や共感をしてもらえた時にやりがいを感じます。毎週準備をしているため、疲れを感じてしまうこともありますが、いざ発表を終えると膨大な達成感を感じることができます。

李先生のところでは、夏休みの韓国合宿に行くための飛行機をチームの理想とする費用で予約できたことです(笑)。 旅行会社の方と何度も交渉を重ねました。


どちらのゼミも忙しいとは思いますがそれぞれにやりがいを感じられるのはいいことですね。
続いては、活動を通じて自分の好きなことを追求することができましたか?

-----はい。鈴木先生のところでは、国際マーケティングの基礎から応用までの理解はもちろん、元々広告にも興味があったため、アンケート等を通じて広告への理解も深めることができました。

また李先生のところでは、好きを追求できたとともに、副ゼミ長であるため自分が提案したことに対して、みんなが高評価をしてくれたことがとても嬉しかったです。


---今後のゼミ活動予定と将来への生かし方---

今後の活動についてお伺いします。
ゼミは4年生まで続くと思うのですが、何か意気込み等はありますか?


-----そうですね、とりあえず直近のイベントに備えたいと考えています。
鈴木ゼミでは、今年の12月に研究発表会があるため、英語での発表や質疑応答を失敗なくできるように努力します。

李ゼミでは、夏休みの大人数での韓国合宿。
去年はコロナウイルスの影響で実施することができず、今回が初めての合宿であるため、副ゼミ長としてまとめつつ、全力で楽しみたいです。

発表や合宿ぜひ頑張ってください。
最後に、明治大学商学部に入学を希望する高校生にゼミへの入室やダブルコアを勧めたいですか?

-----お勧めします。専門的に学べること、ゼミで学んだことが他の授業で出てくると理解を深められること、大学生活でこれを学びましたと堂々と言えることなど、ゼミへの入室はいいことだらけです。

ダブルコアについては、商学部の主軸となる学びと、もともと好きなことを追求する学びの両方が習得できます。明治大学商学部の最大の強みであるため、もし入学するなら私はこの制度を勧めます。
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杉田さんの例からわかるように明治大学商学部の強みである2つのゼミに所属することによって、就職活動に活かせるような学びと、もともと好きなことをより深く追及する学びの両方ができて、実践的で能動的な4年間を送ることができます。

この記事を通じて少しでも明治大学商学部に入りたいな~って思っていただければ幸いです。

お忙しい中取材に快く協力してくださった杉田さんありがとうございました。今後のゼミ活動での活躍を期待しております。

後半もお見逃しなく!

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