2024.04.10
小林尚朗ゼミ(17期)TOKYOエシカルマルシェへ出店
3年 村中睦乃
私たち小林尚朗ゼミは、TOKYOエシカルのパートナー団体として活動している。今回は、2024年3月15・16日に立川市の「GREEN SPRINGS」で行われたTOKYOエシカルマルシェに、「明大コバゼミFTショップ!!」を出店した。
エシカルとは倫理的という意味で、労働・環境等に配慮された商品の消費をエシカル消費という。したがって私たちは、ゼミと深い関わりがあるフェアトレード商品の販売を行うことにした。販売したものは、ゼミオリジナルのフェアトレードバッグのほか、自分たちでいくつか企業を探し、フェアトレード商品を仕入れた。今回のTOKYOエシカルマルシェ以外にもフェアトレード商品を販売する機会があり、そこで出た意見や経験をもとに商品を厳選した。私たちが今回仕入れた商品と仕入れ先の企業・団体は以下の通りだ。
・ミニチョコ、シアバター、マカロン 国際協力NGOわかちあいプロジェクト様
・クッキー、はちみつ ネパリバザーロ様
・ドライフルーツ、紅茶 第三世界ショップ様
販売当日はシフトを組み、自らで選んだ商品の販売に励んだ。休憩の合間には他の参加企業・団体の出展を見ながら、多種多様なエシカル商品のお話を伺うことができ、ゼミ生にとって新しい学びとなる貴重な体験ができた。また、2日間の販売で中程度の売上高が出たが、次のような反省点がゼミ生から挙げられた。
・周りの参加企業・団体がエシカルな自社製品を販売していたため、差別化が難しかった。ゼミの持ち前の明るさだけでなく、商品を買うメリットをさらに伝えることで改善ができたと思う。
・当日お客様に頂いたご意見で、「学生の展示という雰囲気が強く、販売をしていると思わなかった。」というものがあり、学生ならではの利点と販売の適度な調整ができていなかった。
・実際に販売に携わることで、自分の世代と主な客層の世代に需要のギャップがあると感じた。あまり多くは売れないと考え、仕入れ数を少なくした商品が、予想外に売上に貢献した。
・シフトの人数が多く、販売する際に人任せになってしまった。
以上のような、私たちにとって学びや成長につながる反省があった。さらに、実際に公共の場で販売活動を経験したことで、沢山の事柄に触れ、フェアトレードだけでなくエシカルについて考えることができた。
今後TOKYOエシカルマルシェに再び参加する機会があるので、上記のような反省を活かし、自分たちのオリジナリティが輝く出店になるよう、現在いくつかのプロジェクトを開始している。
3年 村中睦乃
1 当日の小林ゼミの様子
2 「明大コバゼミFTショップ!!」のブース