2025.12.22
水野勝之ゼミナールがエコプロ2025に参加
水野 勝之(担当教員)
12月10日(水)―12日(金)に東京ビッグサイトで開催されましたエコプロ2025(主催:日本経済新聞社)に水野勝之ゼミナールが出展しました。大学等教育機関のブースがあり、各大学と肩を並べての出展でした。第1に北海道十勝郡浦幌町の「浦幌木炭」という会社の外国人炭づくり体験ツアーについて調査した内容、第2に同浦幌神社と共同で交通安全割符を開発した内容を発表しました。前者では、2023年に自分たちで炭焼きを行った体験(「商学部の現場」2023.7.6、同8.18)、2024年に実際に自分たちで留学生をモニターとして炭づくり体験ツアーを実施した経験を報告しました。後者では、2025年に浦幌神社と共同で割符を開発しました(「商学部の現場」2025.11.12)。
明治大学の幟も立てました。その効果かたくさんの人が訪れてくださいました。小学生、中学生、高校生、大学生以上の一般の方、そして明治大学OBの方々が関心を持ってくださいました。授業の少ない4年生が交代で説明しました。内容について相当踏み込んだ質問も受けましたが、自分たちで経験をしているので自信をもって回答していました。多くのアンケートが集まりました。
学生のコメント
佐々木翔大(4年)
私たちの活動について、多くの方々から賛同をいただけたことは非常に良かった。また、自分たちにはなかった視点からの鋭い質問や意見を度々いただいたが、今後の活動方針に対して貴重なものだったと思う。加えて、対話を重ねる中で、自分たちの考えを見直すきっかけも多く得ることができ、活動の意義や課題を改めて整理する機会となった。
別府豪(4年)
先日は、エコプロ2025に参加するという大変貴重な体験をさせていただきました。連日多くの方々にブースへお越しいただき、研究内容についてご説明する中で、さまざまな角度からご意見を頂戴することができました。今回いただいた多くの貴重なご意見を、今後の活動に活かしていきたいと考えております。
原田祐里(4年)
エコプロに初めて出展し、地域活性化と木炭に関する研究成果を発表しました。企業の社員や明治大学のOB、社会科見学の小学生まで幅広い来場者と交流できたことが印象的でした。相手の知識や関心に応じて説明の仕方を変える必要があり、専門用語を噛み砕いて伝える力の大切さを実感しました。また、来場者からの質問を通して、研究の社会的意義や実用性を改めて考える機会になりました。
吉田凜子(4年)
環境問題や森林課題に関心を持った多くの方に話す中で自分たちの活動や考えに対し新しい気付きや知識をたくさん得ることができた。考えを小学生から大人まで幅広い世代に伝えるにはどう話すと分かりやすいのか、工夫して話すこともよい経験となった。今回いただいた機会を大切にし、3年間の活動のまとめにつなげたい。



