2022.03.10
小林尚朗ゼミ バナナペーパーを使った「明大BINGO」の活動報告
前多仁衣奈(4年)
【こばゼミについて】
小林尚朗(なおあき)ゼミナール(通称こばゼミ)はグローバルビジネスコースに所属するゼミです!専攻は「世界経済論」で「グローバル化する世界」という共通のテーマの下、ゼミ員各自が関心のあるテーマに対して深堀りを行い、共有、議論を行っています! 現在は特にフェアトレードの普及活動に力を入れています!
【フェアトレードとは】
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な取引」です。発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い発展途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます(フェアトレード・ジャパンより)。 またフェアトレードは最近よく耳にするSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とも非常に親和性が高く、SDGs17項目の全項目に直接的・間接的に関わっているため、多くのゴール達成に寄与することが期待されています!
【バナナペーパーとは】
バナナペーパーとは、その名の通りバナナの茎を再利用して作られるエシカルな紙で、世界フェアトレード連盟(WFTO)の認証を受けています。サスティナブルな資源で森林伐採の抑制につながるほか、産業のない村の雇用増加と貧困削減にも役立ちます!
【明大ビンゴ(和泉バージョン)】
「明大生が楽しみながらフェアトレードを学べる環境を作る」という目的で作成しました!具体的な内容としては、明治大学和泉キャンパスの各施設などをビンゴ項目として、コロナ禍でキャンパスに慣れていない1・2生に巡ってもらうというものです。
明大生にはビンゴ項目を巡る過程で、和泉キャンパスや明治大学、その周辺のお店についての知識を深め、今後の学生生活に役立ててほしいという思いと同時に、バナナの繊維から作られた味のあるバナナペーパーに実際に触れてもらうことで、生産国であるザンビアなどの発展途上国の現状や、フェアトレードの仕組み、その意義について少しでも考えるきっかけになって欲しいと思い制作しました...‼
明大BINGO(和泉バージョン)の表裏デザイン
和泉キャンパスに実際に設置した時の1枚
【これまでの経緯】
2020年6月に先輩方からプロジェクトを引き継ぎ、2022年2月に駿河台バージョンが完成するまでの約1年半の活動を簡単にまとめてみました!
第13回連合駿台会共催商学部学生対抗プレゼンテーション大会
一般部門(「課題解決型」または「事業提案型」)にて優秀賞を頂いた時の1枚
日テレ「Oha!4 NEWS LIVE」の取材時に撮影した1枚 https://www.news24.jp/articles/2022/01/24/071022073.html
上記のリンクから取材していただいた番組がご覧いただけるのでぜひ見てみてください!
【明大ビンゴ(駿河台バージョン)】
駿河台キャンパス(お茶の水)にある明治大学博物館で2月から大学の140周年記念企画で「神田学生街」という展示があり、そこで駿河台キャンパス周辺のスポットを紹介する「明大BINGO(駿河台バージョン)」を作成しました!企画展で来場者の方々に配布しているので、ぜひ展示をご覧になった後、明大BINGO(駿河台バージョン)を通して神田街巡りを楽しんでみてください!!
(明治大学博物館HP 神田学生街 140年の今⇔昔 情報サイト)https://www.meiji.ac.jp/museum/exhibition/kandagakusei140.html