学生生活

2023.08.09

夢を追う学生にインタビュー〔みかん農家編〕

商学部3年 山下詩乃 〔商学部の現場〕編集部記者

商学部3年〔商学部の現場〕編集部記者の山下です。明治大学商学部には、夢を持ち、その実現に向けて計画を持って行動をできる学生が多くいます。実際に夢を持つ学生が集まり、何を考えて商学部で学んでいるのかを伝えていきます。〔商学部の現場〕編集部記者はその中の一人、商学部4年岡村紳平さんインタビューしました。

記者:今回は取材に協力していただきありがとうございます。まず始めに自己紹介をお願いします。

岡村:商学部4年生の岡村紳平です。出身は高知県で、マーケティングコース専攻です。

記者:岡村さんはどんな夢をお持ちですか。

岡村:実家のみかん畑を立て直すことです。

記者:そうなんですか、4年生は就職活動されている人が多い中、なぜ実家を立て直そうと思ったんですか。

岡村:僕も始めは高知県から出たくて明治大学へ入学したんですよ。ほんで将来は高知なんて帰ってたまるか、東京で生きるんやと考えてました。でも商学部で勉強していくうちに考え方は変わっていきましたね。

記者:何かきっかけはあったんですか。

岡村:やっぱりゼミや大学の授業です。マーケティングの勉強をしていくうちに商品やサービスをどうやってお客さんに届けるか、企業がそれぞれで意思決定し、実行していくのがとても面白いと感じるようになりました。

岡村:例えば、ドトールやルノワールにしても、コーヒーの値段も、店内の居心地も全く違うし、お互いが生き残るために全く別の戦略で戦っていることを知ると、おもろってなりますし、ここで勉強していることはみかん農家にも使えて、何にでも使えると思えるようになりました。実際、社会に出たら文系はほとんど物を売るか、またどうやって売るかを考えてお給料をもらうので、それがみかんになっただけやと思ってます。

GWに手伝いに行った際の岡村さんの写真

記者:ゼミでの活動は、どのように考え方が変わるきっかけとなりましたか。

岡村:僕のとっているゼミでは主に、問題解決をするための手法や、そもそも問題があることに気づくために必要なことを学びます。その中で「jobを作ることが商学部生の仕事」という教授の言葉が印象に残ってますね。だからこそ、みかん農家を立て直して新しいjobを作くらないかんと感じました。 

岡村:もう一つは考えるきっかけを学べたことだと思います。普通に生きていたら通りすぎてしまうことに少しずつ、なんでだろうと立ち止まれるようになってきました。それこそ、なんで缶のコーラのほうが安くてペットボトルのコーラのほうが高いんだろうとかですね、まだまだですが。

記者:そうなんですね、土佐弁もあいまって強い志を感じますね。

岡村:ありがとうございます。高知県寮に住んでいて、なかなか土佐弁は抜けないですね。

記者:へー、高知県出身の人たちが集まる寮ってことですか?

岡村:そうです、そこで活動していく中で高知の良さを再発見するきっかけにもなりましたね。

記者:どういった活動されてたんですか?

岡村:よさこい祭り参加の復活ですね。7年前から寮生の減少も重なり寮の文化や交流がなくってしまっていました。ですが、なんとか入寮生も増えて、先輩後輩、また同期で助け合って学生生活を送れるような雰囲気になってきてます。そのよさこい祭りの復活の中で大先輩の高知県民の人たちにとても助けられました。そういう人の良さが高知の魅力で、僕も高知に貢献できたらいいなと思えるようになりました。

岡村:クラウドファンディングもしているのでぜひ応援お願いします。(編集部註:現在は終了しています)

学生の垣根を越えるよさこいチームを立ち上げたい!!(東京土佐寮 2023/06/01 公開) - クラウドファンディング READYFOR

記者:ちょっと! 勝手に宣伝しないでくだい

岡村:ごめんなさい。

みかん栽培の手伝いをしたときにおじいちゃんが昔の話を語ってくれた

記者:ご家族は、みかん農家を継ぐことに対してどういった思いですか?

岡村:おじいちゃんやおばあちゃんは、みかん継いでほしいけど申し訳ないといっています。でも、僕は逆にチャンスを与えられたと思ってます。おじいちゃん、おばあちゃんに大学まで行かしてもらった恩もあるし、みかんやるからといって自分のやりたいことができなくなるわけではないので。むしろ、商学部に入ってないと、こんな考え方になってないかもしれません。

記者:そうなんですね、夢実現に向けて学生生活で何をしてますか?

岡村:今はやっぱり勉強ですね。みかんやるとなると育てるだけじゃなくて、どこに出荷するか、もしくは全く別の製品として売り出すかなど選択肢がたくさんあります。その中で、何が一番いいのかを決める必要があると思うんですが、それを決定できるだけの知識が今の自分には足りていないと思ってます。

岡村:商学部には、今の自分に必要やと感じる授業があるので、それについてちゃんと勉強して、ゼミの先生にもアドバイスをもらいながら残りの学生生活を過ごそうと考えています。

記者:なんの授業が役に立っていると感じますか?

岡村:マーケティング企画の授業などが役に立っていると感じます。実際に商品を開発するときに企業がどういった調査をするのか、どうやって商品のコンセプトを決めるのかを実際に自分で考えながら資料作成していく授業ですね。商学部の授業やゼミを通して、お客さんは商品そのものが欲しいのではなくて、そこから得られる、意味や機能が本当にほしいものであると学べたことが、これから役に立っていくんではないかと思ってます。

記者:授業から吸収できることがたくさんあるんですね。

記者:最後に商学部のいいところを一つ教えてください。

岡村:勉強したことが何に関しても活かせることだと思います。自分はまだ社会に出てないので、偉そうなことは言えないのですが、商学部の授業で学ぶことは一貫して、企業が実践しているプロモーションや流通のことなので社会に出ても役に立つんじゃないかなと思ってます。

記者:ありがとうございました。がんばってください。

岡村:こちらこそ、ありがとうございます。残りの学生生活もがんばります。

おばあちゃんと昔のみかん畑の写真
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