学生生活

2022.07.15

こだわりの持ち物調査!〜多様な個性はここから生まれた!?〜 Vol.2

商学部 4年 新田 松太朗〔商学部の現場〕編集部記者

明治大学商学部が「多様なことへの挑戦」を支えてくれることを知るためのシリーズ。
第2回では、今年2022年10月末に開催予定の明大祭に向けて準備を進める第138回明大祭実行委員会委員長・中山雄太(なかやまゆうた)さんにお話を伺いました。


取材を行った記者も明大祭実行委員会に所属していた経験がありますが、実行委員長として、そして一人の商学部生として挑戦を続ける中山さんにはどのような個性があるのでしょうか。 駿河台キャンパスにてお会いしてきました! 

第138回明大祭実行委員長 中山雄太さん

中山さんの”挑戦”とは? 〜実行委員会の活動について〜

ーそれでは早速、自己紹介をお願いします。
(中山さん)明治大学商学部3年の中山雄太です。現在、第138回明大祭実行委員長として今年度の明大祭の成功に向け活動しています。

ー明大祭実行委員会というと明治大学の中でも最大規模の組織(サークル)だと思いますが、実行委員長というとどのような活動をしているのですか?
(中山さん)確かに、今年度の実行委員会には400名以上が所属しています。普段実行委員は9つの「局」という部署に分かれて活動していますが、僕はその全ての局の組織運営や活動進捗の管理をしています。また、毎週末の幹部会議の運営や大学との交渉・手続きも行なっています。

ーなるほど、400名規模の組織の全体に対して責任を負う立場なのですね。もう少し具体的にお伺いすると、どのようなことをしているのですか?
(中山さん)例えば、明大祭参加を考えている方たちへの説明会や明大祭当日のステージ企画などを実施する際には、担当部署の実行委員がたくさんの資料を作成します。それらの全ての資料に目を通し、活動が円滑に進むように働きかけています。また、明大祭の実施形態など、新型コロナウイルス感染症に関する事項は特に綿密に大学と交渉を重ねています。

ー私もたくさんの資料を作成した記憶があります(笑)。学園祭の実行委員会、さらにはその委員長というと少し"キラキラしている"イメージを持つ人も多いと思いますが、実は資料作成や会議といった地道な活動も多いのですね。
(中山さん)そうかもしれません(笑)。切り替えを大切に、活動にはマジメに取り組んでいます。

ーここまでのお話を聞くとかなり忙しい印象も受けるのですが、他の実行委員と遊びに行くこともあるんですか?
(中山さん)はい、実行委員会を通じてできた友人や先輩との活動外の交流も積極的に行うようにしています。実行委員は学年や学部の垣根を越えて構成されているため、同学年だけでなく先輩や後輩と共に活動することも多くあります。先日も、すでに卒業された2つ上の先輩方とお会いしてボードゲームをしてきました。

--そうだったんですね! ちなみに、中山さんはどうして明大祭実行委員会に入会し、3年次では実行委員長になろうと思ったのですか?
(中山さん)実は、1年次に入会を決めた理由は「友達をたくさん作りたい」というものでした(笑)。大学入学を機に上京したこともあり多くの友人を作りたいと考えた結果、「だったら最大規模のサークルに入会しよう」と思い明大祭実行委員会に興味を持ちました。また、学生生活で何かに打ち込みたいという思いがあったことも入会の決め手です。3年次で委員長に就任したのは、周囲から推薦してもらえたからという理由が大きいです。

ー周囲からの推薦もあって委員長に就任することを決意されたのですね。
(中山さん)そうですね。自分に委員長という大役が務まるのかという不安もありましたが、私のことを信頼し、期待してくれているからこそ推薦してもらえたのだと思い、その信頼や期待に応えたいと考え決断しました。そのような使命感は今でも活動のモチベーションになっています。 

昨年度の活動の様子。中山さんは昨年度、キャンパスの環境整備を行う部署の責任者を務めていました。

こだわりの持ち物について

—それでは、中山さんのこだわりの持ち物について伺いと思います。普段の学生生活で常に持ち歩いているものはありますか?
(中山さん)ノートパソコンと手帳は常に持ち歩いています。先ほど話した資料のチェックやオンライン会議などの実行委員会の活動にはノートパソコンが欠かせませんし、授業中も配布資料を表示するなどして活用しています。なので、学生生活の中ではパソコンの画面を見ている時間がかなり長いかもしれません。

—実行委員会の活動以外でもパソコンを使うことが多いんですね。
(中山さん)ただ、授業中の先生の解説などはノートにメモしていますし、パソコンだけではなくアナログ媒体も活用しています。普段から手帳でスケジュールを管理していたりもします。

—私(記者)はスケジュール管理にスマホアプリを使うタイプですが、中山さんは手帳を使っているんですね!
(中山さん)手帳だと、何かふと思いついたアイデアや考えたことを直感的にメモしやすいんです。また、寝る前に日記をつけることを習慣にしているので、日記を書き溜めるためにも使っています。

—確かに、ちょっとした時に手軽に文章を書き溜めるためには手帳は便利そうですね。そのほか、文房具などでこだわっていることはありますか?
(中山さん)ペンなどの文房具は普段使いのしやすさで選ぶようにしています。ブランドなどではなく実用性重視で、本数も最小限ですね。あと、何か考え事をする時に集中力を高めるためのガムも必携品です! 眠気覚ましのつもりで持ち運んでいましたが、気づくと「考え事=ガム」みたいに必須のアイテムになってしまいました(笑)。

—なるほど、実行委員長を務めるうえで多くの人との連絡や頭を使うことが求められることもあり、実用性や効率性を重視したアイテム選びなんですね。 

中山さんが常に持ち歩くアイテム。活動において考えたことや覚えておきたいことをノートや手帳に書きまとめている。
取材中の中山さん。

”商学部生”の中山さんに迫る

—続いては、中山さんも所属する商学部についてお話をお伺いしたいと思います。どのような経緯で明治大学商学部に入学したのですか?
(中山さん)もともと大学では経営に関することを学びたいと考えていました。その中で、通っていた高校に明治大学商学部の指定校推薦の案内があり受験しました。

—高校生の時から経営に興味があったんですね。それでいうと明治大学には経営学部もありますが、なぜ商学部に決めたんですか?
(中山さん)経営学部も考えましたが、商学部なら経営に限らず幅広い分野の知識がつくと思ったためです。経営だけじゃない、と言いますか、ちょっと欲張って勉強したいなって考えてました(笑)。

—経営“+α”の部分に惹かれたんですね。 では、3年次からのコース選択でもマネジメントコースを選択したのですか?
(中山さん)実は、マーケティングコースに所属しています。経営に興味を持って入学しましたが、入学後にマーケティングに興味を持ち始めました。

—入学後に自分の興味を持つ分野が変わったということですか?
(中山さん)そうですね。3年次からのコースに分かれてからはより専門的な授業が増えて楽しく感じています。ただ、商学部では他コースの授業も取れるシステムなので、もともと興味を持っていたマネジメント(経営)コースの授業にも参加するなどしています。そういう点では、各自の興味を持ったコースに分かれつつ自分の興味のある授業に自由に参加できる商学部のコース制度は非常に良い制度だと思います。

—自分が学ぶ内容について幅広い選択肢がある点は商学部の魅力ですよね! 最後に、改めて商学部に入学して良かったと思うことを教えてください。
(中山さん)前述のコースの制度は、僕のように入学後新たな分野に興味を持った学生にとってはありがたい環境ですし、そこは商学部に入学して良かったと思う点です。また、ゼミも含めて授業の幅が広い点も魅力的です。1年次の頃には教養科目(商学以外の科目)の授業に気乗りしないこともありましたが、今思うと広い視野を得る機会でした。あと、商学部は学生数が多いので知り合いが増えるというのも魅力かもしれません(笑)。実行委員会にも商学部生は多く在籍していて、それをきっかけに仲良くなることも多くあります。全部ひっくるめて、商学部に入学して良かったと思っています。

—中山さん、今日はありがとうございました!

おわりに

今回は、第138回明大祭の成功に向けて挑戦している中山さんにお話を伺いました。
活動のお話やこだわりの持ち物などを通じて中山さんの個性に触れることができました。

次回、『こだわりの持ち物調査!〜多様な個性はここから生まれた!?〜 Vol.3』もよろしくお願いします。 

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