ゼミ

2016.07.26

奥美濃カレープロジェクトについて

田原 徹(中川ゼミ所属・3年)、中川 秀一(担当教員)

中川ゼミナールは、岐阜県郡上市に本拠地を置く「奥美濃カレープロジェクト」と 2007 年 5 月より連携を開始し、「奥美濃カレー共同組合」や「郡上発!奥美濃カレーファミリー」と 共に地域活性化の活動を行ってきました。

当ゼミナールでは、郡上市商工会の方々と協力し「郡上発!奥美濃カレーファミリー」のテーマソングやマスコットキャラクターのCちゃんのイラストを担当しました。その他にも毎年、5月のよこすかカレーフェスティバル、12月のB-1グランプリの出店のお手伝いをしている他、春と夏の長期休暇にはゼミ生自ら郡上を訪問し、郡上踊りや食品サンプルなどを体験し、奥美濃カレーをいただくなど郡上の方々と交流を行います。

中川ゼミナールでは、いくつかのプロジェクトグループに分かれて、共同での調査研究に取り組んでいます。私たちは、岐阜県郡上市の奥美濃カレー協同組合の方々と様々な活動をしてきました。2015年12月22日には、ゼミ生4人と中川先生、奥美濃カレーファミリー事務局の瀬木大輔さん、代表の籏哲朗さんと郡上市役所に表敬訪問を行ない、郡上市長や郡上市役所の方々に今までの奥美濃カレープロジェクトと中川ゼミナールとの関わりや今後の活動の提案等報告しました。これが現在の3年生の現地での活動の出発点です。
市長表敬訪問 郡上市長室で 岐阜新聞などでも取り上げられました。
今年度の活動計画は、全国各地のご当地カレー団体に声をおかけし、全国カレーシンポジウムを開催することです。奥美濃カレー協同組合と中川ゼミの連携活動10周年の節目にあたる今年に、全国各地のカレー団体がシンポジウムで交流し、それぞれの経験についての意見交換を図ることで地域づくりのネットワークの新たな深化と創造的発展が行われることを期待しています。こうした場を設定することから、地域活性化活動ならびに研究活動に役立てたいと考えています。 また、シンポジウム開催に先だって、全国各地で展開されている様々なご当地カレー団体の活動について大学生をはじめとする若者へ広く周知するために、明治大学の学園祭「明大祭」にて各ご当地カレー団体のカレーを模擬店にて販売します。販売する際にアンケートを取り、集計しシンポジウムで報告することにより、直接大学生の反応を知ることができます。普段、直接カレーの意見を聞く機会が少ないため、ご当地カレー団体の方々の今後の活動に活かしていただけると考えています。明大生はじめ今年の学園祭に来校される皆さん、楽しみにしていて下さい!
【全国カレーシンポジウム】(仮) 日時:2016年11月22日(火)14:00~16:00(予定) 場所:明治大学和泉キャンパス1階図書館ホール
【明大祭】 日時:2016年10月29日(土)~31日(月)時間未定 場所:明治大学和泉キャンパス
現地調査 元代表の滝下さん(「風見鶏」)を訪ねて
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