2020.09.24
黒﨑ゼミが「オンライン日本語カフェ」を実施!
黒﨑典子(担当教員)
留学生との交流を目的として行ってきた「日本語カフェ」。昨年度までは駿河台・和泉両キャンパスのラウンジで、留学生とゼミ生たちがお茶を飲みながら自由に話したり、イベントを行ったりしていましたが、今年度はコロナ禍のため、例年と同様の形では開催ができなくなりました。
そこで、授業で使用していたzoomを使って「日本語カフェ」ができるのではないかと話し合い、「オンライン日本語カフェ」を計画。7月に計7回の「オンライン日本語カフェ」を実施しました。その結果、日本に入国できずにいる留学生も含む、のべ43人の留学生が参加するという、期待以上の成果となりました。
各回の事前準備もオンラインで行わなければならなかったため、zoomだけでなくSNSやgoogle form、スプレッドシートなどを駆使して10日から2週間かけて準備しました。広報はゼミのSNSだけでなく、国際教育センター、日本語教育センター、留学生の日本語授業を担当する先生方からご協力を得ることで、広く留学生に「オンライン日本語カフェ」の存在を知ってもらうことができました。また、参加希望者に対して毎回ホストグループがzoomに招待する、zoomでのセッションを滞りなく行えるようにリハーサルを行うなど、キャンパスで行う日本語カフェとは異なる準備も必要となりましたが、回を重ねるごとにスムーズに行うことができたようです。
開催時は、最初に全員で自己紹介をした後、ブレイクアウトルームにわかれ、少人数で話したり、ゲームをしたりしました。昼休みの40分という短い時間の実施でしたが、参加留学生が皆リラックスして、楽しみながら参加していた様子が印象的でした。
オンラインならではの大変さもありましたが、その分、おそらく今後は必要なスキルになるであろう双方向リアルタイムオンラインイベントを実施する練習ともなり、小さな失敗や気づきを毎回共有しながら、最後の7回目まで無事完走できたのは素晴らしい経験になったことと思います。
テーブルを囲んで、留学生、日本人学生がワイワイおしゃべりをする「日本語カフェ」ができるようになるには、もう少し時間がかかりそうですが、 空間や時間に制限されず実施できる「オンライン日本語カフェ」の利点も生かし、今後も「オンライン日本語カフェ」を続けていく予定です。
【7月1日「オンライン日本語カフェ」事後アンケート(抜粋)】
〇今日の日本語カフェは楽しかったですか?
- とても楽しかった(62.5%)
- 楽しかった(37.5%)
- どちらともいえない(0.0%)
- つまらなかった(0.0%)
〇一番良かったことはなんですか? (回答文ママ)
- 日本人の方と話できること。
- スピード感。
- ゲームが楽しかった。
- 盛り上がっていました。
- 異なる人と話し合います。
- ゼミ生が優しく話を聞いてくれた。
- みんなと仲良く話せること。
- 本物の日本人を見つけました。
- 「みんなで手をつなごう!」
- 「みんなで手をつなごう!」
- 「黒﨑ゼミの<K>」