ゼミ

2021.07.19

藤田結子ゼミ4年生が神奈川学園中学校で「昭和レトロ」について講演

藤田結子(担当教員)

青木典彦(藤田ゼミ4年)

7月14日に藤田ゼミ(社会学)の4年生3名(青木典彦・西山晋太朗・吉川璃子)が、研究を進めてきた「若者のレトロブーム」について神奈川学園中学校で講演した。
 今回の講演会は、本研究が取り上げられたNHKの番組をご覧になった神奈川学園の嶋村先生からの依頼により実現した。3名は6月に開催されたカルチュラル・スタディーズ学会でレトロブームの背景や流行について発表したのだが、それを中学生向けに直してプレゼンを行った。嶋村先生が担当する3年D組は9月の文化祭で「昭和レトロ」をテーマにした展示を行うとのことで、生徒の皆さんにレトロについて理解を深めてもらうことが講演会の主眼だった。
 当日は約40名の生徒の前で、藤田ゼミ4年生3名がスライドを見せながら研究内容を解説した。発表後の質疑応答では、生徒や先生方の鋭い質問によって活発な議論が行われた。後日、嶋村先生からは「わかりやすく興味深い解説だった」という評価をいただいた。
 本研究では20歳前後の学生をインタビューの対象としたが、中学生との間にレトロの認識にギャップがあることを今回の講演で知ることができた。新たな学びを活かして今度の研究に励みたい。

<参加したゼミ生の感想 4年:吉川璃子>
生徒の皆さんが、レトロに対して自分たちと違った感覚を持っていたのが印象的だった。「平成初期もレトロ」と感じる人が多かったのは衝撃。一方で、ハマっているものが同じ子もいて、まだまだ若者について語ることができそうだと自信がついた。

                                講演の様子
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                                質疑応答の場面
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