2021.12.14
町田一兵ゼミ7期:株式会社ホームロジスティクスの関東DC見学
町田一兵(担当教員)
2021年12月6日、町田一兵ゼミ7期は福島大学と共同で、埼玉県白岡市篠津に位置する株式会社ホームロジスティクス様の関東ディストリビューションセンター(以下関東DC)の見学を実施しました。
最初に行われたのは、株式会社ホームロジスティクスの佐々木様による会社概要の説明でした。株式会社ホームロジスティクスは株式会社ニトリホールディングスの完全子会社であり、海外の工場から国内に搬送された製品の保管、仕分け、各営業所への配送など、ニトリグループの物流を一手で担う会社です。数多くの拠点の中でも関東DCは規模が大きく、関東地域のハブとなる拠点です。
株式会社ホームロジスティクス様の会社概要の説明を受ける
その後、倉庫内の移動ルールやフォークリフトに関する注意などの説明を受け、全員がヘルメットをかぶり、倉庫見学を行いました。各フロアの役割やマテリアルハンドリング設備(ソーター、移動式ラック、自動倉庫)を始め、株式会社ホームロジスティクスの独自の取り組みによる倉庫内外の効率向上がコスト削減に繋がり、CMのキャッチフレーズのような「お値段以上」の高品質な商品を提供できるようになるなどの説明を受け、なるほどと思いました。
倉庫見学後、新垣シニアリーダーと明大OBの田中チーフからご講話がありました。問題点を認識し、改善するためのやり方や考え方など、課題解決を進めるための姿勢や実際行っている業務内容を聞くことが出来ました。
その中で響いたのは「ありたい姿」を実現することでした。運搬する人や倉庫内で作業する人、店舗業務を行う人など関わる人にとって良い影響を与えられる内容を起案すると「お客様にとって良いサービスに繋がる」という考え方を基にしています。このような考え方の上で、私たちには「課題に対する施策を起案せよ」というタスクが与えられました。
1. 店舗搬入の改革
2. 運送会社様のコンプライアンス
3. 倉庫内作業の改革
4. 誰もが働きやすい作業性の構築
町田一兵ゼミ7期は、これから上記のタスクに積極的に取り組み、今後まとめる予定です。
ファンと保冷剤が付いているジャケットの試着
質問の様子
集合写真
今回の見学により、物流業界、そして倉庫施設に対する理解が深まる上、新たな価値観と出会えることが出来たと思います。コロナ禍の大変厳しい状況下にも関わらず、このような貴重な機会を提供していただいた株式会社ホームロジスティクスの佐々木様、また、長時間にわたり、案内してくださった宮本様、林様、長時間にわたり説明をしていただいた新垣シニアリーダー、田中チーフのご厚情に、衷心より御礼を申し上げます。
(文責 町田ゼミ PARK(パク) JEONGSEOP(ジョンソプ))