ゼミ

2023.06.05

カゴメ株式会社とのマーケティング共同研究で菊池一夫ゼミ3班が最優秀賞を受賞

菊池一夫(担当教員)

 2023年6月2日13時から明治大学駿河台校舎リバティタワー1032教室で、カゴメ株式会社、同志社大学商学部上田雅弘ゼミ(3回生)と本学商学部菊池一夫ゼミ(3年生)とのマーケティング共同研究の最終報告会が開催された。カゴメ株式会社からは稲垣慶一様(マーケティング本部長(執行役員))、佐藤慎哉様(事業企画本部事業開発室担当課長、本学農学部卒)および小松俊英様(マーケティング本部飲料企画部Iグループ課長)が参加した。
 今回の共同研究では3つのテーマが与えられた。同志社大学上田ゼミと菊池ゼミが3グループに分かれ、各々のテーマに取り組んだ。各グループの報告後、質疑応答が活発に行われた。続いて、稲垣様による講演を行った後で、全体の総括となり、評価の結果が発表された。研究テーマは「選ばれる企業になるためのブランドコミュニケーション」で菊池ゼミ3班(班長:小野寺瞳)の「グッと飲み込みずっと一緒に」という継続購買と推奨についてのファンベースドマーケティングの施策が最優秀賞を受賞した。3班の班員の感想は以下の通りである。

 小野寺瞳
 KAGOME様が本当に聞きたいことは何か、私たちは何を伝えるべきなのかを考えるのに すごく頭を悩ませるテーマでした。このテーマを通して、自分事として考え、いかにその考えを誰にでもわかりやすい 言で伝えられるかが大事であることを学ぶことができました。

 小出大河
 今回のKAGOME様との合同研究において、問題点の要素を抽出してその共通点から抽象化することが本質的な解決策を導くために重要であると学ぶことができました。今後の活動でも意識していきたいと思っています。

 込山詩菜
 KAGOME様からいただいた抽象的なテーマと真剣に向き合い、テーマの本質やその真意に迫るまでに多くの時間をかけ議論を重ねました。今後の活動においても、論理的かつわかりやすく伝えることはもちろん、自分事として自分たちの言葉で伝えることが重要だと感じました。

 本多舞
 KAGOME様が本テーマを通して求めているものは何かというテーマの本質の議論に多くの時間を使いました。KAGOME様にとって新しい私たちだからわかった・気づいたことをいかに論理的にわかりやすく簡潔に伝えるかが重要なのだと気づくことができました。

 山末健人
 KAGOME様が今回のテーマから何を1番伝えたくて、学生から何を求めていて、知りたいのかの整理にかなりの時間を割きました。KAGOME様に、今回施策に至ったプロセスなどを論理的かつわかりやすく伝える能力は、これから活動していく上でも重要であると身をもって感じました。

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