2025.03.13
「地域活性化システム論B」における「地方創生アイデアコンテスト」の開催
松尾 隆策(担当教員)
2024年度秋学期「地域活性化システム論B」では、地方創生の取り組みをグループに分かれて提案する「地方創生アイデアコンテスト」を開催しました。コンテストでは半年間で取得した地域活性化理論と、地域における地域活性化の取組事例を参考に、これからの地方創生のアイデアに関する8つプレゼンテーションが行われました。
コンテストのプログラムは以下の通りです。
プログラム
【日時】2025年1月20日(月) 13:30-15:10
【場所】駿河台キャンパス リバティタワー12階 1123教室
各グループの作成した報告タイトルは以下の通りです。
⓵タイトル:スポ活しよう!根室市における地域創生案
グループ名:うさぎちゃんチーム
メンバー(敬称略):芳賀考紘、永田ひより、海保勇太、平健人
②タイトル:郵便局から広がるまちづくり: 地域活性化拠点としての郵便局
グループ名:モノクロ波多野
メンバー(敬称略):櫻庭大也、那須健人、吉田和弘、星子翔多、岩切琉聖
③タイトル:イニシャルDを活用した群馬県榛名山の地方創生: 聖地巡りと海外インバウンドの新たな提案
グループ名:サカナ班
メンバー(敬称略):富岡詩稀、有福純志、木村遼介、趙準泳、羽根淵拳大
④タイトル:徳島市の未来を創造する
グループ名:単位ゲッターズ
メンバー(敬称略):竹内真優、浅野恵佑、佐藤響之介、佐藤一成、大木駿司
⑤タイトル:(1) 山形県天童市の地方創生 (2) 石垣島にイノベーションを起こす: 四者連携プロジェクト
グループ名:地域盛り上げ隊
メンバー(敬称略):清水拓登、遠藤孝太郎、仲田日向、今村優里、宋理宇
⑥タイトル:岡山で牡蠣を食べつくそう: 岡山県備前市とは
グループ名:チホラブ
メンバー(敬称略):岡田優奈、高林奈々、池浦和花、松本花音、吉岡良馬
⑦タイトル:移動販売から地方創生へ
グループ名:ちいかわ
メンバー(敬称略):HWANGSANG、近藤花音、野崎凌汰、長山瑞
⑧タイトル:北海道夕張市の現状と解決法
グループ名:東京ローカルファイターズ
メンバー(敬称略):高木颯瀬、東川翼空、福田颯、熊谷美来
コンテストの最後に、最も良かったと思うグループを決める出席者の挙手による投票が行われました。そして「モノクロ波多野」グループによる「郵便局から広がるまちづくり: 地域活性化拠点としての郵便局」が最優秀賞に選ばれました。同報告の概要は以下の通りです。
宮城県白石市は、深刻な産業課題と少子高齢化と、白石和紙や白石温麺などの特産品の需要低下による地域商業の衰退、中心市街地の空洞化が進み、過疎化が大きな課題となっている。そこで、市内にある郵便局を利用し、地域を活性化することを提案した。具体的には、郵便局を拠点とした次の6項目1.地域特産品の販売拠点化2.新しい地域物流拠点3.コミュニティサロンの運営4.地域イベントの開催5.休憩できる郵便局6.インフォメーションセンターとしての郵便局の取り組みにより、地域に、1.特産品や名所など地域自体の魅力の向上2.地域住民のQOLの向上3.地域商業と地場産業の活性化をもたらすとした。
なお、最優秀賞に選ばれた「モノクロ波多野」グループには、会場の皆様のまえで、副賞が贈呈されました。
写真1 報告会の様子(1)
写真2 報告会の様子(2)
写真3 報告会の様子(3)
写真4 報告会の様子(4)
写真5 報告会の様子(5)
写真6 優勝チーム「モノクロ波多野」に対する表彰式