ゼミ

2025.08.22

町田ゼミ:株式会社ロジスティクス・ネットワーク様への合同発表会

町田一兵(担当教員)

202585日、町田一兵ゼミ12期は明治大学駿河台キャンパスにおいて、町田ゼミ生と福島大学生による株式会社ロジスティクス・ネットワーク様への合同発表を実施いたしました。以下、今回の合同発表の様子をご紹介します。

株式会社ロジスティクス・ネットワークは、1986年に設立され、冷凍・冷蔵の食品を中心に、幅広い業界を対象とした高品質かつ効率的な物流サービスを提供されている企業です。同社は全国主要都市に物流拠点を展開し、サプライチェーンマネジメントやデジタル技術の導入による業務効率化にも積極的に取り組んでいます。

我々は交通・物流ゼミとして、企業の物流活動に対する理解を深め、ゼミ活動の一環として、株式会社ロジスティクス・ネットワーク様と共同プロジェクトを実施させていただきました。活動の一環として、今年2月に福島大学朱永浩先生のゼミと共同で株式会社ロジスティクス・ネットワーク様の東扇島物流センター及び本社を見学させていただき、そこで8つの課題を頂戴し、ゼミ内で班分けして検討を重ねた結果、今回そのうちの5つの課題について、プレゼン発表という形で提案に至りました。

当日は、町田ゼミから5つのグループ、福島大学から1グループ、計6グループによる発表を行いました。各グループは、株式会社ロジスティクス・ネットワーク様の物流現場見学で得た知見に基づき、現場の課題や社会的な課題(新規ビジネスの提案、物流業界での女性活躍、トラックドライバーを増やすための提案など)について考察・提案を行いました。

各グループとも、発表当日に向けて何度も議論と練習を重ねて参りましたが、初めて企業の方を前にしたプレゼンテーションだったため、ゼミのメンバーが緊張する様子も見受けられました。しかし、日頃のゼミ活動で培った知識・経験を活かし、私たちの言葉で伝えることができ、大きな達成感を得ることができました。また、発表ごとに株式会社ロジスティクス・ネットワーク様の社員の方々から実践的かつ的確なフィードバックやアドバイスをいただきました。実際の現場に沿ったビジネスの考え方を頂戴したため、今後の研究活動につなげていきます。

また、福島大学朱先生ゼミの学生の発表を聞き、それぞれ異なる切り口で物流課題に取り組む姿勢から多くの刺激を受けました。

今年2月の共同見学会から始まった株式会社ロジスティクス・ネットワーク様との共同プロジェクトを通じて、町田ゼミ生は学外での発表経験、新たな課題発見、社会観・物流現場観の深化といった、かけがえのない学びを得ることができました。頂戴したご指導を今後のゼミ活動に活かして参りたいと存じます。

最後に、長期間にわたりご協力いただき、見学の手配や多くのご助言をくださった沼田常務、関根部長、浦井様、岩田様をはじめ、サポートしてくださった株式会社ロジスティクス・ネットワークの皆様に、心より感謝申し上げます。

(文責 町田ゼミ 渉外担当 嵯峨悠杜)

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               緊張した様子で発表を聞くゼミ生たち                      グループごとに発表する様子その1

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               グループごとに発表する様子その2                       グループごとに発表する様子その3

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               グループごとに発表する様子その4                       グループごとに発表する様子その5

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     株式会社ロジスティクス・ネットワークの社員の方からコメントを頂戴する様子

               

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